村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第107回】「人を動かす」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

先日、アメリカの国家情報会議が「2025年には米国の影響力が衰え、中国などが台頭する」旨の
報告書を発表しました。
いよいよアメリカ自身が、衰退を認めたわけです。
アメリカの衰退に伴い、国際政治勢力分布の変化は避けられません。
日本は今までアメリカに頼っておけば大丈夫、という外交を展開しましたが、今後は自分の力で
生きていかなければいけない。

アメリカ一極体制の終わりの始まりが既に進み始めているようで、日経平均は、チャート的には、
8500円前後まで上げた後、ズドーンと大きな波が来て、僕の未体験ゾーンに突入すると予測していますが。。。

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【タイトル】
「人を動かす」(D・カーネギー氏著;創元社)


【この本を読む目的】
同じ職場の読書好きの先輩から「この本は絶対読んだほうがいい」と勧められた。
今は、古典やハードカバーなど読みごたえのある本に興味があったし、
この本はいつか読みたいな、と思っていたので、早速、挑戦。
読んでみると、この本が長い間、多くの人に読まれる理由がとてもよくわかった。(理由は下で。)


【何がわかった?】
・すばらしいアイディアが浮かんだ場合、そのアイディアを相手に思いつかせるようにしむける
・「われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる
・「動作と感情は並行する」
・友達や取引関係者の名を尊重する
・重要な人物になりたいという願望は人間のもっとも根強い欲求
・「人と話をするときは、その人自身のことを話題にせよ。そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる」
・「議論に負けても、その人の意見は変わらない」
・「人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけだ」
・相手の真意が、どこにあるのか正確に理解しようとつとめることはきわめてまれ
・「敵をつくりたければ、友に勝つがいい。味方をつくりたければ、友に勝たせるがいい」
・「あなたがそう思うのは、もっともです。もしわたしがあなただったら、やはり、そう思うでしょう」
・人の気持ちや態度を変えようとする場合、ほんのひとことのちがいが、成功と失敗の分かれ目になる
・命令を質問のかたちに変えると、気持ちよく受け入れられるばかりか、相手に創造性を発揮させることもある
・自分について良い評価が与えられた以上、その評価にたがわないようにつとめる

●「◎」評価です。
実は、この本の目次や全体をパラパラ見た時は、「人の立場に身を置く」など「説教くさい本だな」と、読むのをためらった。
しかし、この本を読んでみると、とても心を動かされ、全ての人の自尊心を尊重する気持ちが大きくなった。
なぜならば、その主張の根拠となる事例が秀逸だから。
主張自体は今まで聞いたことがある内容でも、それを読者に伝えるための根拠がわざとらしかったり、あり得ない設定ではなく、自然で無理がなく、すーっと心に染み渡ってくる。
(ドラマや小説と一緒ですね)

そして、この事例が盛り込まれたのは、あとがきに書いてあった「この本は、(中略)15年にわたるカーネギーの指導の現場から生まれてきた」からだったんだ!
この本にかけたエネルギーが違ったんだな。

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この本を読むのは、本当に楽しかった。
繰り返し読む本リストに、また1冊加わりました。

投稿者 むらい : 2008年11月22日 23:00 

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