村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第115回】「小村寿太郎とその時代」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

おとといの日曜日の京都競馬で、愛馬テキーラ号が見事優勝しました♪

テキーラは牡馬としては小柄で、(それほど期待されてなく)本当に安かったんです。
それが、既に2勝目。

投資もそうですが、自分だけ流れと反対のことをして成果を出すことほど
気持ちのいいことはありません。

「ちょっと不安だな、本当に大丈夫かな?」という弱い気持ちを
カバーしてくれるのは、本質を見る力。

今は、全てがうまくいって絶好調ですが、常に刃を研ぐことを心がけます。
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【タイトル】
小村寿太郎とその時代」(岡崎久彦氏著;PHP)


【この本を読む目的】
・どうやって日本が(植民地にならずに)欧米と対等に渡り合えたのか
・小村が日清、日露戦争について、どのように考え、外国との交渉を進めたのか
を知ることが、当初の目的。
これって、ほんの150年ほど前のことなんだよな・・・


【考えたこと】
小村が留学中、社交などを避け読書にふけり瞑想する、外務省役人なのに条約改正に反対運動を始めるなど、堅物というか、一本筋が通っている様が描かれていたが、
周囲になびかないこだわりが、新しい価値を生み出すためには不可欠なのかも。

当然、そうなると組織人としての処遇は覚束なくなるから、
こだわりを持ちつつも、周囲に嫌な気分にさせないように、そのこだわりを通していければ
いいのだろうが、そのバランスは意外と難しそう。

「天下が治まると、剛健で巧妙を求める人を遠ざけ、謹畏の人を用いるようになる。そうして数十年も過ぎないうちに、能力のある者は能力を発揮する場もなく、能力のない者はますます何もしなくなる」

小村の場合、日清戦争開始時という危機にあたり、陸奥宗光に見出されたわけだが、
上の引用文のように、どんな時代かで、必要とされる人材も変わってくるように思う。

恐らく、こんな混乱期だったから、陸奥に見いだされなくても、誰かが小村を引き上げた、というか、引き上げざるを得なかったはず。

そして、今は間違いなく危機の時代だから、小村のような人材が重用されるのだろう。

話は代わって、日本がなぜ開国後も独立国家でいられたのか?
その要因の1つは、開国を求める海外からの申し出を勝海舟や西郷隆盛らが断り、自ら改革したこと。
逆にいうと、口車に乗せられて国政などで外国の力を借りた国は、外国に貸しを作ってしまい、自立できなかった。

今でも当てはまると思う。他人の力を借りるときは、自分が主導権を持ってできるところまでと、線引きをしないと、ぜーんぶ持って行かれることになる。

こういう人間を組織のトップに置けるかどうかが、その組織の将来の方向を決めることになる。
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近代史は、面白すぎるし、勉強になりすぎる!!
世界秩序が変わり、僕ら行政のあり方も変わろうとしているときは、先達のことを学ぶことが生き残る近道になりそう。

投稿者 むらい : 2009年01月27日 22:19 

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