村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第157回】「この国の仇」「創造のちから」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

先週、エフピコグループ(http://www.fpco.co.jp/)の特例子会社(障害のある方を雇用する会社)ダックス四国の
且田社長
に長崎にお越しいただきました。


且田社長いわく
「うちは、障害の重い人を優先して採用する。他の企業でも採用されそうな軽度の方は採用しない。」


地元岡山にこだわっている企業「林原」(http://www.hayashibara.co.jp/)もそうですが、
企業が存在する意義が明確で、強烈。


自分が独立を視野に入れてから感じ始めたのは、
「自分がいかに社会と関わるか。社会に必要とされる存在となるか。」ということ。

独立するにしてもそうでないにしても、自分がこの世に生まれたからには、
1人でも多くの方に「あなたがいて助かった。」と言われるような存在になりたい、です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【タイトル】
「この国の仇」(福田和也氏著;光文社)
「創造のちから」(牧野昇氏著;H&I)


【考えたこと】
福田氏の本は1998年、牧野氏の本は1999年の出版ですが、今、読んでも古臭い感じは全くなし。
ちなみに「創造のちから」は、「トレハロース」の不思議なCMで有名な企業「林原」のお話しで、
「『成功曲線』を描こう。」(石原明氏;大和書房)の推薦図書。


以下、「この国の仇」より抜粋。


「人間という生き物が群れとしての集団を作るときに、(中略)序列づけの欲求があるわけですね。」
「こうした集団生理としての『いじめ』というのは、人間、特に獣性が強い子供の場合、
抜きがたい習性としてあるのではないでしょうか。そこを直視しないといけない。」
「ところが、日本の教育関係者、マスコミ、知識人は、直視しない。
しないから、問題がますます深刻化するわけです。」
「いじめをなくそう、という理想的というか空想的な目標を掲げた途端、
いじめは『あってはならないこと』になってしまい、表面から消え、陰湿なものになってしまう」
(いじめはなくならないということを大人が受け入れにくい)「いちばん大きな要因は、
人の集団が、なんの緊張もなく、軋轢もなく、円満に存在し得る、という誤解というかイメージを、
戦後民主主義教育の中で私たちが持たされ、拡大させられてきた
こと(中略)
世の中は、きわめて平和に、争いがなくなり得ると思っている。」
「弱い者がいじめられないように強くなること。それが、いじめと戦うということ」


「日本の生んだ数少ない国際的数学者・岡潔さん(中略)の所説によれば、
論理能力というのは、感情の発達によって発展する」
「そして、難解な問題になればなるほど、感覚的な鋭敏さ、というものが大事になってくる。」
「感情とか、感覚というのは、文化への、つまりは民族性への帰属性がきわめて高い」


「生命尊重っていうのは、今の日本人が、決断とか、責任とかを逃れるための、便利な、便利な逃げ道」
「自殺するぞという生徒からの脅しで、期末試験をやめたり、運動会をやめたりした校長先生なんかも、
(中略)人命尊重と云って、脅しのために生徒全体を犠牲にして、平気な顔をしているんじゃないか。」


「郷土愛といった愛情は、『選ぶ』という自由とは両立しないんですね。むしろ『選ぶ』ことを
断念したときに、つまり自分の宿命として、生まれたか、あるいは流れついた場所と、
逃れがたく結びついていること、そうした『根』の感覚が、社会の『根幹』になる


新聞やテレビの報道で、僕の思考が劣化していることを思い知らされた一冊でした。
「このままでいいのかな?」と自分に対しても、社会に対しても不安を感じている人には
その不安を解消するヒントになるかもしれません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【短期的日経平均株価予想】
下落トレンド。このまま2番底を探りにいくのか?
次の買いポイントは9700円だと考えています。

投稿者 むらい : 2010年02月12日 02:10 

トップへ戻る ワーク形式講座で「もったいない人」にならないための心がけ 【第157回】「この国の仇」「創造のちから」 「夢を描こう」の本当に意味 カテゴリ:raiのトップへ

コメント


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sr20.jp/mt/mt-tb.cgi/403

ビジネス速読実践者ブログTOP » 村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

▲このページのトップへ戻る