村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第60回】「国家の謀略」「金融機関のカモにならない!おカネの練習問題50」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

最近、忘年会続きです。。。

忘年会には、ご無沙汰している方と近況報告できるってメリットがあるのは気に入ってます。
リクルートの先輩との温泉旅行、今日は以前お仕事をご一緒した方との飲み会など、本当にいい情報交換ができました!

今年も残りわずか。全力で頑張りましょう!
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【タイトル】
 「国家の謀略」(佐藤優氏著;小学館)
 「金融機関のカモにならない!おカネの練習問題50」(吉本佳生氏著;光文社)


【この本を選んだ理由】
 「国家の〜」は、情報収集を極限で行うことについて、ヒントを得たいと思ったので。佐藤氏ほど切羽詰った状況ではないものの、僕らも似たようなことをやっているので、必ず参考になると考えました。
 「金融機関の〜」は、今の僕のテーマである資産運用に関する本で、著者の吉本氏も気になる存在だったので。


【本の内容と、読んでわかったこと】
 「国家の〜」
 ・インテリジェンスとは、諜報、防諜、宣伝、謀略を包括する
 ・インテリジェンスのターゲットとなる脅威次第で、ヒュミント(人的情報)とエリント(電子情報)の優劣が評価できる
 ・アメリカ人と違い、イギリス人はやり過ぎないことが特徴で、価値観を押し付けない
 ・80年代の「ジャパン・アズ・ナンバーワン」はアメリカによる日本弱体化の謀略宣伝だった
 ・ロシアの宣伝技法は、陰険かつ巧妙
 ・1人の人間が情報収集から工作活動まで担うイギリス型、担当を細分化するアメリカ・ドイツ・イスラエル・ロシア型
 ・ロビイストによる工作活動でも、インテリジェンスの訓練を受けた人以外は、謀略だと気づかない
 ・アメリカ型のエリントは、数値化できない情報には鈍感
 ・ヒュミントは「協力者が、こちら側が知りたい情報を入手できる立場にいるか?」「協力者が入手した情報を正確に教えてくれるか?」がポイント
 ・外務省高官が北朝鮮側の人間と握手する際、相手の皮膚の一部を採取しDNA情報を得たらしいことは、インテリジェンスの世界ではありうること
 ・諜報機関が欲しがる人材は、「国家に対する強い忠誠心がある」「自分を突き放して見れる能力がある」「非倫理的な行為をいとわず、名誉を失う状況にも耐えうる精神力がある」
 ・度重なる警告を無視して諜報活動を続けると、殺されることもある
 ・電子情報は盗聴されるので、本当に重要な情報は手書きする
 ・小泉自民党が郵政解散選挙で圧勝したのは、「プロパガンダ原則」に則ったため
 ・インテリジェンスは、手持ちのカードは何か?それをどう組み合わせ、どの順番で出すかが重要
 ・インテリジェンスの世界では、「弱みとは、本人が弱みと思った瞬間に弱みになる」
 ・国家首脳が優しければ、不愉快な内容の情報も得られるが、同時に威厳も低下する
 ・イギリスのインテリジェンスは、他社の内在的論理を理解する能力に長けている
 ・階級と民族という概念は、どちらかが他方を凌駕する
 ・諜報機関員が国のために命をささげるためには、思想が重要
 ・カトリック宣教師は、赴任先の言語や文化を習得し、相手の内在的ロジックをつかんで布教するので、現地でも受け入れられやすい
 ・バチカン市国以外に住むカトリック教徒は、主権国家の国民かつ、バチカン市国の長に忠誠を誓う「二重忠誠」に直面する
 ・一級の情報専門家は、記憶への定着が高いため、自分で新聞の切抜きを行う
 ・諜報機関員はファーストコンタクトで、ガッツキ過ぎず、大人し過ぎないバランスを。そのため「物を借りる」手法がよく使われる
 ・食事を一緒にすることで、信頼関係が構築されやすい
 ・インテリジェンスではメモをとると怪しまれるので、記憶力が大切になる

 「金融機関の〜」
 ・単利と複利では、金利を受け取る時期が異なるため、単純比較できない
 ・金融商品の広告で、10年以上先のことを示すグラフには意味が無い
 ・金融取引でのリスクは、「価格変動リスク」「信用リスク」「流動性リスク」
 ・長期投資ほどリスクは大きい
 ・銀行で投信を購入すると、銀行にも運用期間中、高い信託報酬を払う
 ・銀行の決算期の3月と9月は、売ろうとする商品が普段とは異なる
 ・デリバティブが応用された商品は、隠れた手数料がバカ高い
 ・中途解約できない長期の預金は、インフレに極端に弱い
 ・銀行員が勧める金融商品は手数料が高いことが多い
 ・同じ経済成長率の数字でも、国によって評価が大きく異なる
 ・長期金利が上がれば、必ず長期国債の価格は下がる
 ・値下がりした資産は少しずつ売って、覚悟した損失限度を越えないようにすることがリスク管理の基本的な考え方
 ・金融商品を選ぶ時は、ひとつの商品で多機能は避ける

●「国家の〜」は、極限におけるインテリジェンスは、人間の本性を表すことがわかった。この考え方がわかると、歴史も理解しやすくなる

●「金融機関の〜」は少々縁遠い内容だったが、勉強しないとカモになる。特に銀行についての厳しい意見は、参考にしたい。


【読書スピード】
 ●「国家の〜」の目標:5時間
  →5時間30分で読了→【920文字/分】
  ※内容、ページ数ともに読み応えあり。それでも以前に比べると格段に速くなった。
 ●「金融機関の〜」の目標:45分
  →1時間で読了→【1530文字/分】
  ※図が多く、スピードはアバウト。もっと遅かったかな?
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佐藤氏の本は、僕に知らない世界を見せてくれた。
知らないところで、国のために働いている人がいると思うと、本当に頭が下がる。

たまにはハードカバーを読んで、頭を鍛えないといけないですね。

投稿者 むらい : 2007年12月27日 00:52 

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