村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第71回】「富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか」「バフェットの教訓」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

今年度の仕事は、今週が大きな山場。
障害者の工賃倍増の取り組みは新規事業で、自由にアイデアを出して進めることができるから、プレッシャーよりも幸せの方が大きい。

僕が担当になったからには、長崎県の実績を大幅に引き上げられるだろうし、施設と関係構築して大きなうねりにしていきたい。
(これは秘策あり。4月からは腰をすえて取り組めそう)
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【タイトル】
 「富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか」(高岡壮一郎氏著;幻冬舎)
 「バフェットの教訓」(メアリー・バフェット氏他著;徳間書店)


【本を選んだ理由】
 2冊ともお金にまつわる本。バフェット氏は世界の長者番付1位となった。
 お金にまつわる本を読めば読むほど、精神面などお金以外の面の重要性がわかってくる。精神面のコントロールができないと、お金には好いてもらえない。


【本の内容と、読んでわかったこと】
「富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか」
・<ゆかし>とは、純金融資産1億円以上を有する富裕層の為の会員制プライベートクラブ
・所得格差が歴史的に大きい欧州では、「富裕層の消費が労働力等の需要をつくり、経済成長を牽引する」との認識が支持されている
・日本には147万人の富裕層がいて、過去15年間で2倍近くに急拡大
 →日本の個人資産1500兆円の20%を1.2%の富裕層が保有
・新世代富裕層「インテリッチ」にとって1番大切なものはお金そのものより、富を生み出す源泉である「自分の知恵や知識(特にオリジナリティやクリエイティビティ)」
 →財産を受け継いで富裕層になった「相続リッチ」とは異なる
・ゆかし会員の7割が40代以下
・投資の世界で成功する人の特徴は、自分の投資哲学を持っていることと、自分の感情をコントロールする術を心得ていること
・富裕層は、自分の資産の半分程度を、株式や投資信託など、銀行貯金以外で保有
 →結局、預金も証券も不動産も現金も、全てリスク・リターンで判断する金融商品
・企業が日本市場の二極化に適応するため、「富裕層向けと一般向けサービスを分けて提供する」ことは、驚くことに生活者に受け入れられた
・企業は顧客生涯価値(ある顧客が長期的にどれだけの価値をもたらしてくれるかを測定する指標)に注目し始めた
・テレビCMで目立つのはビール、消費者金融、コンビニ
 →「コンビニでビールを買い、キャッシングをする人間」を中心視聴者とした番組内容になる
 →富裕層にサービスを提供する企業はブランドの低下を懸念し、テレビCMにリスクを感じる
・「強い絆」は関係が深すぎるため、かえって本音が出しにくい
 →「弱い絆」は多様な価値観がぶつかり、刺激が強くなる
・企業側が富裕層の心理が理解できていないため、ミスマッチが起こっている
・富裕層の常識となる情報は、経済・投資関連情報
 →ゆかしでは、厳選された情報がある
・インテリッチには、税金として徴収され意味のない公共施設などに非効率に使われるくらいなら、自分たちが直接投資するという機運がある
・トリクルダウン効果とは、隣がお金持ちになると「周りの人々に水が滴るようにお金が染み渡る」効果
 →富裕層が増えれば、周りも豊かに
 →スペイン・オランダ・イタリア・ドイツ・ルクセンブルクなどは富裕税を廃止
 →「日本は平等ばかり追求
・「政府はコストセンター、国民と企業がプロフィットセンター
・1人当たりGDPの高い国は小さな国
 →人口の大きな国は、「俺たちは生産性が低いんだから、お前たちも生産性を低くして、みんな泥船で沈んでいこう」という議論が発生しやすい
・エンロン事件後のアメリカでは、ナスダックにも内部管理体制が義務付けられる
 →管理コストが経済合理性に合わず、国外に
・「群れて、同じ発想になると、少なくとも経済的な成功はない
・「平等なチャンスを与えられた結果、成功者がいると、人の嫉妬心は強化される」
・嫉妬と羨望の分かれ目は、周りがそれを「実力と認めるか」「運とみなすか」
・富裕層がゆかしに入る理由の1つが「今の日本社会が個人のニーズを十分に充足していない」

●最初から最後まで、わくわくして読了。ゆかし会員の性質は、正に僕のこと!僕は、常に努力し続けて、真実を求める人や業界には共感する(リクルート社はまさにそれ!)。
「◆◆に就職した」ことで満足したり、偉ぶったりする人たちには興味が無い。こんな世界があることを知れて、本当に幸せで、目標にする。


「バフェットの教訓」
・投資の第一の教訓は「忍耐」
・自分の金で自分を金持ちにしようとせず、他人の金で他人を金持ちにする輩は疑え
無知と貧欲を化学反応させると、瞬時に財政危機が合成される
・短期的利益を追う傾向が強い株式市場では、ビジネスの長期的経済性が軽んじられやすく、すばらしい会社に著しく安い値が付けられることがある
 →優良ビジネスの株を適正価格で買い、長期保有によって事業の価値向上を待つ
 →ウォール街の近視眼的な投資戦略は、アドバイスを与える側を儲けさせる
・投資の世界で大金を稼ぎたいなら、独力で思考する術を学ばなければならない
 →独力で思考するには、他人との違いに心地よさを感じる必要がある
・社会全体が賢くなって困るのは、何かを隠そうとするウソつきと泥棒と政治家だけ
・仕事に情熱を持つ最大の利点は、仕事が娯楽になってくれること
 →各分野のトップで巨万の富を築いているのは、自分の好きな仕事に打ち込んでいる人々
・雇用主や顧客に自分を売るには、まず相手に興味を示し、相手のニーズを探り出す姿勢を見せる
・問題解決を生業にする人々は、何としてでも問題をほじくり出してくる
・大多数の予測者は、雇い主の関心に左右される
・50の銘柄に分散投資を行うと、1銘柄あたりに割ける意識と能力は著しく限定される
・人生と投資の原理はしばしば一致
 →成功のためには、いくつかの事柄を正しく行うだけでよい
 →成功をぶち壊す唯一の懸念材料は、間違った決断をこれでもかと下し続けること
・ある事柄を文字にするとき、その事柄に関する思考を余儀なくされる
・良い投資をするのに最適な気質とは、他人が臆病なときに強欲になり、他人が強欲なときに臆病になれること
・世の中には意思決定を下せる人と下せない人が存在
 →意思決定を下せる人はリーダーとなり、下せない人はリーダーのあとについていく
・自分が投資先を本当に理解しているかをテストするために、他人に説明してみる
・偉大な投資家が必ずしも有能な事業経営者とはかぎらない

●お金儲けができる人の考え方が理解できつつある。「ゆかし」と似たようなことが書いてあったから。お金持ちは、少々のことで怒ったり動揺したりしないし、大勢と違った行動をしていることに誇りと自信を持つんだな。


【読書スピード】
 ●「富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか」「バフェットの教訓」ともに3日間で読了
 「ゆかし」は読んでいて、自分も会員でいるかのように楽しかった。
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今週は、平本相武さんに長崎に来てもらい、長崎県の授産施設職員のモチベーションを最大にしてもらうセミナーを開催します。

正月明けにセミナーを受講してから、まさかこんなに早く仕事でお世話になるとは・・・
どんなセミナーになるのか、本当に楽しみです!

投稿者 むらい : 2008年03月16日 21:48 

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コメント

え!
平本さんのセミナーするんですか!

さすが村井さん!
その行動力、素晴らしいですね〜!

本当に楽しみですよね〜!

投稿者 岩尾 : 2008年03月16日 22:54


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