村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第72回】「ハイ・コンセプト『新しいこと』を考え出す人の時代」「監督に期待するな」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

先週、人事異動の発表があり、来年度の体制が見えつつあります。
まだ自分の役割は決定していないけど、恐らく新規事業にじっくり取り組めるはず。

今日、南島原の施設の「新商品(焼酎)お披露目パーティー」に参加し、
挨拶してきましたが、施設でも市場で戦える商品を作ることができるんです!
こんな施設を積極的に支援して、モデルケースとなってもらい、県の施設のレベルを上げていきたい。
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【タイトル】
「ハイ・コンセプト 『新しいこと』を考え出す人の時代」(ダニエル・ピンク氏著;三笠書房)
「監督に期待するな 早稲田ラグビー『フォロワーシップ』の勝利」(中竹竜二氏著;講談社)


【本を選んだ理由】
「ハイ・コンセプト」は大前研一氏が翻訳。最近読んだ本同様、今後の社会で必要とされる能力について書かれていて、鮒谷さんのメルマガでも触れられていた。
こんな本を読むのが、最近楽しくてワクワクする。

「監督に期待するな」の著者の中竹監督とは、29日に長崎のパーティーでお会いする予定。
同じサイトでブログも書いている、ブログ仲間(「仲間」と呼ぶには恐れ多い)でもあるんです。読んでみてください。(サイトの左下です)
↓↓
http://miracli.jp/


【本の内容と、読んでわかったこと】
「ハイ・コンセプト」
・日本社会の上のほうはアメリカのプロフェッショナルに引っ張られ、下はインドや中国に引っ張られる
・今後は、創造性があり、反復性がないこと
 →つまりイノベーション、クリエイティブ、プロデュースなどの能力が必要になる
・弁護士や会計士などの食いっぱぐれのない資格でも、コンピュータに取って代わられてしまっている
・「第4の波」は情報化社会からコンセプチュアル社会へ
 →新しい視点から物事をとらえ、新しい意味づけを与えていく流れ
・「答えのない時代」の今、
 ・知識を持っていることよりも、多くの人の意見を聴いて自分の考えをまとめる能力
 ・壁にぶつかったら、突破するアイデアと勇気を持った人
の方が貴重
・「ハイ・コンセプト」とは、チャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、ばらばらな概念を組み合わせ、何か新しい構想や概念を生み出す能力
・「ハイ・タッチ」とは、他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力など
・左脳は順序良く推論し、分析能力に秀で、言語を操る
・右脳は総括的な思考をし、パターン認識や感情や非言語的表現の理解に優れ、比喩を理解する
・右脳と左脳を合わせることで強力な思考マシンとなる(片方だけなら、おかしな結果になるだけ)
・「左脳主導思考」がもたらした急激な繁栄により、その重要性・価値は下がった
 →右脳的感覚に訴える、美しさや精神性、感情などに大きな価値が見出される
・地球の裏側との通信コストが実質ゼロになり、途上国が優秀なナレッジワーカーを何百万人も生み出し続けると、日本などでの労働環境は劇的に変化する
 →左脳主導型ルーチンワークはコストの安い海外で行い、日本では右脳主導型の斬新な課題に取り組む、人間関係を結ぶなどの能力を活かす
・この時代を生き抜くために、自分の仕事について
 1.他の国なら、これをもっと安くやれるか?
 2.コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか?
 3.自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるか?
を問いかけよう
・ある調査によると、組織内で最も優れたリーダーは「おもしろい人物」が多い
・「価格と品質」という必要条件をクリアしたら、斬新さや美しさ、フィーリングで他社製品と争う
・文化の創造者、文化の消費者、文化など意に介さない人の3種類の人間は、最初の2種類の人間になるようになる
・事実は、誰でも瞬時にアクセスできるようになると、価値は低くなる
 →事実を「文脈」に取り入れ、「感情的インパクト」を相手に伝える能力が重要になる
・以前は一つの分野で専門知識を身につければ成功が保証された
 →現在は、全く異なる領域の仕事を同等の自信を持ってこなせる人が、多額の報酬を手にできる
・「技術面での行き詰まりが、技術者以外の人により解消されることはよくある」
 →「全体像をとらえる力が重要で、思考を大きく飛躍させる能力は、非常に広いバックグラウンドと総合的な知力を持ち、幅広く多様な経験を積んできた人が持っていることが多い
・発明に集中するには、新たな組み合わせにチャレンジし、インスピレーション中心のアプローチにはつうきものの多くの失敗に耐えられる能力や、精神的強さのある人材が必要
・比喩を理解すればするほど、自分自身の理解も深まる
・他者と共感できる人は、文脈の重要性を理解し、相手の全体像を見ている
・最も有能な経営者たちは、ごく普通のマネージャーたちと比べて2倍もユーモアを用いる
・「『あれをやれば、あれが得られる』という考えは数学的。笑いは天から授けられた数学で、2+2は64になることもある」
・次のビジネスの波は、「生きがい。目的。深い人生経験」

●医者や弁護士も、インドで同じ仕事をする人と競争するようになると、劇的に価値が低下することが具体的に説明されていたが、そうであれば、普通のサラリーマンはもっと危機感を持つ方がよい。
公務員である僕も同様。今の仕事を一生懸命するだけでなく、長期的に必要とされる能力を身につける取り組みを意識的に行う。


「監督に期待するな」
・清宮前監督のような優秀な指導者で早稲田が強くなり、この強さが永遠に続く錯覚に陥っていた
 →誰もが安心しているときに本当の危機が忍び寄る
・これからのリーダーに必要な条件は、スタイルの確立
 →スタイルとは、一貫性やこだわり
 →スタイルの確立の入口として、自分にキャッチフレーズをつける
・スタイルが必要なのは「格上に勝つため」
 →小さなアドバンテージになり得る要素のスタイルを組み合わせ、勝利を収めるシナリオが必要
・リーダーが統率力を発揮する「リーダーシップ」に対し、リーダーについていくフォロワー達が自主性を持って組織を支えるのが「フォロワーシップ」
インテリジェンス(情報)とは迷いをなくすための道具で、迷いがなくなれば勇気が生まれる
 →たくさん本を読んで迷いが増幅すれば、本来の目的から外れている
・伸びる人間は人の話をよく聴く
 →人の話をよく聴くのは、物事と正面から向き合うこと
・「死ね、辞めろ!」と叫んだ選手の意見を聞くのはチャンスだ
・学生に意見を求めるのは、監督が最終決定を下す材料を増やすため
・試合ごとに選手にマッチ・スローガンを与える
 →プレーの良し悪しの判断基準になる

●来週お会いする監督に対するマナーとして読み始めたものの、予想以上に面白かったし、リーダーシップ(フォロワーシップ)について参考になった。特に、カリスマ性のあった清宮前監督から著者に監督が代わってから、選手が自主性を身につけるプロセスはリアリティにあふれる。
興味がなかったラグビーも、次期の早稲田が非常に楽しみ。


【読書スピード】
「ハイ・コンセプト」は7日間で読了
「監督に期待するな」は2日間で読了
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現在、年間100冊の読書に向けて、質量ともに順調に進んでいるところ。
必ず達成して、今後の読書スタイルの基礎とします!

投稿者 むらい : 2008年03月23日 22:16 

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