村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第73回】「承認欲求」「とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

昨日29日に早稲田大学ラグビー部の中竹監督にお会いしてきました。
初めてお会いするのに、嫌な顔一つもせず、丁寧に応対していただいたことに、本当に感謝、感謝です!

監督とは、同じサイトでブログを書いて、平本相武さんという共通のトレーナーがいたことが
ご縁になってこのような形でお会いすることができました。
ラグビーを全く知らない僕なのに、まさかこういう展開になるとは・・・

お会いした時に得るものがあったので、それをもう1つのブログ(http://miracli.jp/)で書きたいと思っています。
今後は、ラグビーにも関心が持てそうです。
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【タイトル】
 「承認欲求」(大田肇氏著;東洋経済新報社)
 「とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方」(豊田圭一氏著;クロスメディア・パブリッシング)


【本を選んだ理由】
「承認欲求」は、人のモチベーションを上げるために、お金よりも承認の方が有効なのではないか?という考えを明確にしたかったから、タイトルを見て決定。

「とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方」は、僕の実行力にムラがあるのを改善したいと思ったから。瞬発力はそれなりにあると思うけど、気持ちがノッてる時とそうでない時の差が激しい。
 イチロー選手が偉大なのは調子が悪い時でも結果を残すところ。僕も、パフォーマンスの下限を引き上げたい。


【本の内容と、読んでわかったこと】
「承認欲求」
・ベテランの人事担当者いわく「働く人の大多数は、自己実現欲求より承認欲求によって動機付けられている」
・日本の組織や社会は、人々の能力や業績を賞賛する<表の承認>(加点評価)より、和や序列を大切にし、ミスをしないことをよしとする<裏の承認>(減点評価)が優先される
 →ソフトウェアの世界では個々人の能力が業績を大きく左右するため、モチベーションを引き出すために<裏>から<表>への切り替えが必要
 →表の承認には、モチベーション向上、パフォーマンスへの好影響、離職抑制、不祥事の減少などの効果がある
・自己実現は結果であり、目的ではない
 →「自己実現している」と実感させてくれるのは他人の目や評価を通じてが多い
・日本的経営の擁護論者は「自己実現人仮説」、成果主義論者は「経済人仮説」に立つ
 →「承認」という重要なものを見落とした議論で、隔靴掻痒の感あり
・短期間で辞める若者も、中間管理職がウツになり休職するのも、承認の不足が一因
・仕事でのハレの舞台は、プレゼンを始め人前で自分の本領が発揮され注目を浴びること、ケはオフィスでの事務作業など
 →従業員が認められたいのは、ハレの部分
 →日本企業のオフィスで一般的な大部屋での仕事は、日常の承認に恵まれるため、離職の抑制効果
 →大部屋オフィスは定型事務に向く反面、創造的な仕事に向かず専門的なキャリアを形成するのは難しい
 →決まった机を持たず、フリーアドレス制にすれば、大部屋と個室のよいところ取りができる
・異性から承認されると想像以上のモチベーションが生まれることも
 →ダイバーシティの促進
・経営者が社員と夢を共有するには、会社と個人双方の名前を出して仕事をさせ、権限や裁量権を与える
・<表の承認>を得ようとすれば、失敗を犯すリスクも高くなる
 →あるメーカーは前向きな挑戦をして失敗した社員に「大失敗賞」を贈る
・評価を厳しくし、評価結果を処遇に結び付けようとするほど「上を向いて」仕事をする部下を増やす
 →上司による「トップダウン型の承認」以外に、組織内外の広い範囲の人の評価が評判になる「ボトムアップ型の承認」が必要
・ほめて動機付けにプラスになるのは、有能感や自己決定の情報につながるとき
 →動機付けにマイナスになるのは、権力関係などで統制の手段と受け取られるときやほめられる側が心理的報酬を期待していないときなど
・上手な褒め方は、具体的・客観的事実に基づきほめる、人を介して間接的にほめるなど
教える行為は承認欲求を満たし、自己効力感を高めるのに効果的
・リーダーとして尊敬される人は、メンバー個々人の利害に敏感な「よく気がつく人」

◆自省も込めると、日本人はほめるのが上手じゃないような気がします。
著者が大学の先生で若干抽象的な印象があったものの、上に書いたような切り口は、新たな見方に気づかせてくれました。


「とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方」
・先延ばしにした場合、そのことを頭の片隅に抱えたまま生活していかなければならない
 →気持ちに余裕がなくなる
・仕事を依頼されるとすぐに取り掛かり、7割以上のクオリティで仕上げる
 →指摘をもらって、完成までにしなければいけないことがわかる、時間的に余裕があるなどよいことばかり
・成功でも失敗でも新しいことをやると、経験がいろんなところで活きる、やってみたら大したことない
メールは見た瞬間にすぐに返信する
 →相手が喜び、信頼も得られる、時間に余裕ができる
・すべきことはノートではなく、ポストイットに書いてデスクの見えるところに貼る、自分にTo doメールを送る
・朝1時間早く会社に行って集中できる環境で一気に片付け、就業時間にはまっさらな状態に
・手紙やFAXで同じような対応が許される相手には、いくつものパターンで文章を作って使う
・全ての予定をギリギリに入れず、余裕を持った組み方をする
・すぐやる人は自分だけで何でも解決しようとせず、「あれは彼女に聞いてみよう!」などの社外ブレーンがいる
・上手な断り方の基本は「本当は引き受けたいんだけど、今はこういう事情があって受けられない」と誠実に伝えること
・仕事を人に振るには、能力と引き受ける側の気持ちの問題に配慮する
・保管しなければいけない書類はすぐにファイルして、不要な書類はその場で捨てる
・知り合いの知り合いを6段階辿っていくと世界中の人々と間接的に知り合いになれる
・自分への投資で1番必要なのは好奇心
・雑誌やブログに比べ、書籍は著者や編集者などが戦略や内容を練り、時間とお金をかけて出版しているから、深く掘り下げていることが多い
・ブログは誰かわからない他人の目に触れることが前提
 →多少高い意識を持って披露
・「学ぶ」は「真似ぶ」から来ている
・企画書は「要するにどういうことか」がわかること、シンプルに説明していることが大切

◆この類の本は、内容自体に目新しいものはないことが多いが、実行力がテーマの今の僕にとって、この本の表現方法や事例などはやる気を高めてくれました。
まずはメールをすぐに返信することと、週末で仕事を片付けて月曜からは新しい状態で仕事に臨むことから始めてみます。


【読書スピード】
 ●「承認欲求」は6日間。これはかかり過ぎ。2〜3日で読めたはず。
 ●「とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方」は1日半。速読にはうってつけの本。
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いよいよあさってからは、新体制で仕事を始めます。今持っているアイデアを着実に実行すれば、マスコミにも取り上げてもらえるはず。
それをモデルとして県内に一気に広げます。楽しみ。

投稿者 むらい : 2008年03月30日 16:53 

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