村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第79回】「フリーエージェント社会の到来」「初対面3秒の魔法」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

先週末は、大学時代の恩師の弘津禎彦先生の退官記念パーティで大阪へ。

それぞれの道を歩んでいる技術者に囲まれて(僕は工学部卒)、
嬉しい気持ちと、圧倒されてコンプレックスが湧き上がる感じとが交じり合って、
懐かしく、複雑な感じでした。(落第生だった学生時代を思い出した。。。)

あと、翌日の京都競馬場で、愛馬テキーラ号が初勝利!
最高の週末でした♪
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【タイトル】
 「フリーエージェント社会の到来」(ダニエル・ピンク氏著;ダイヤモンド社)
 「初対面3秒の魔法」(佐藤伝氏著;PHP研究所)


【本を選んだ理由】
 「フリーエージェント社会の到来」は、メルマガ「平成・進化論。」でおなじみの
 鮒谷周史さんが以前(かなり前)おススメされていらっしゃいました。

 ちなみに著者のダニエル・ピンク氏は、このブログの第72回で紹介した
 「ハイ・コンセプト『新しいこと』を考え出す人の時代」の著者。
 また、解説している玄田有史さん(東京大学)は、若者の就職支援では名の通った方で、僕が「ジョブカフェ」の運営をしている時は、著書も拝読した。これもご縁かな。

 「初対面3秒の魔法」は本屋で手にとって一目ぼれ。


【本の内容と、読んでわかったこと】
「フリーエージェント社会の到来」
・「デジタルマルクス主義」
 →テクノロジーの進歩により、かつては大企業が独占していたコンピュータや通信手段を個人でも所有できるようになった
・ハリウッドモデルがフリーエージェントモデル
 →戦力が常に入れ替わる小規模で柔軟なネットワーク
・フリーエージェント・ネーションでは、個人が組織に示すタテの忠誠心から横の忠誠心に
 →フリーエージェントの大半は、「かつて勤めていた会社の社内政治に嫌気がさした」
 →家族に対するヨコの忠誠心を優先
 →非公式の組織図では決められた序列ではなく、人間関係によってその人の影響力が決まる
・女性は社会のフリーエージェント化の原動力
・99年のカリフォルニアでは、働く人の3分の2はフリーランスやパートタイムなどの非従来型の労働形態で働いている
・欠乏への恐怖が快適な生活への期待に変わると、仕事にやりがいを求めるようになった
 →マズローのピラミッドの下位の欲求が満たされた
 →「富を人生の大きな目的と考えている人は、極度の不安や抑鬱に苦しめられる」
 →従業員の流出を防ぐ最良の方法は、給料を増やすことではなく、柔軟な勤務スケジュールを認め、学ぶ機会を提供すること
・企業の寿命が短くなっている今、人間の寿命は長くなっている
 →1つの組織に一生涯勤め続けることは考えにくくなる
 →労働力の不足という人口動態上の傾向が、eリタイヤの広がりを促す
 →知識経済では、年輪の刻まれた脳みそは大きな財産
・「高度な技能が求められる仕事を自由にできると、その人の自我は豊かになる」
 →フリーエージェントの魅力は「好きな時に、好きな場所で、好きな条件で、好きな相手と仕事」
・「高いレベルに到達している人は、仕事を自分の個性と一体化させている」
・「与えた者が得る」
 →「自分の問題を頭から追い出して、他人の問題について考えているから、自然とアイデアが湧いてくる」
・弱い絆で結ばれている知り合いは、いつも親しくしている相手ではないからこそ、自分とは縁遠い考え方や情報、チャンスに触れる機会を与えてくれる
・本物の信頼は、互恵主義
 →「あなたがいつか力になってくれると思うから、あなたの力になろう」
・力の所在が組織から個人に移るにつれて、経済の最も重要な資源は、金融資本から人材へ
・仕事の世界の2種類の人間
 →「セグメンター」と「インテグレーター」(家庭と仕事の間の境界線のあり方)
 →もともと家族は全員、長い時間、同じ場所で一緒に過ごしていた
・億万長者に最も共通するのは、慎重に配偶者を選んでいること
・万年臨時社員は、会社員とフリーエージェントの両方の労働形態の悪いところばかりを味わわされている
・フリーエージェント経済の価値観に最も適応できていない機関は、学校
 →在宅教育を受けている子供は、大人と接する時間や違う年齢の子供と付き合う時間が長い
・大人も子供も、賞罰のシステムを押し付けられるとやる気を失い、学習や仕事に喜びを感じなくなる
 →子供の頃、「脱学校」で学んできた人たちは、大人になっても自主的に勉強を続けることができる
・社会にとってオフィスに出勤して働くシステムはムダが多い
 →オフィスも家も、1日の半分は空っぽ、道路を傷め、空気を排気ガスで充満させる
・資金調達の歴史の転換点の1つは、デヴィッド・ボウイが自分で債券を発行したこと
・有能な政治家は、個々の争点ごとに政治的連合体を作り上げるようになる
・「規模の経済」の恩恵を受ける企業は国家の規模に近づき、フリーランスやミニ企業は増え続ける
 →中間の規模の企業は消滅したり、存在感が薄まる
・「梯子型」のキャリアは例外になり、「レゴ型」のキャリアが普通になる
・生き残るごく一部の管理職は、プロジェクトの立ち上げから完了までを監督するプロジェクトマネジャー
 →適材適所の人材を集め、会社の内外に幅広い人脈を持ち、全てのスタッフの仕事内容をよく把握

◆仕事と家庭を「ブレンド」するフリーエージェントにはとても憧れたけど、その理想を実現できる人はどのくらいいるのかな?
 気持ちや生き方は限りなくフリーエージェントに近い僕でも、組織の看板を背負って仕事ができるメリット(大きい仕事ができる、営業のハードルが低いなど)は捨てがたい。
 いつか「eリタイア」できるように、実力を蓄えます。

 
「初対面3秒の魔法」
・初対面の3秒で「快」のエネルギーを伝える
・まなざしパワーを送るには、目をつぶって勢いをつけて思いっきり見開く
・あいづちを打つとき、ゆったりした「まばたき」で反応を伝える
初対面のコツは「ゆっくりやること」
 →ゆっくり名刺を差し出し、ゆっくり自己紹介する
 →相手への敬意が伝わる
・初対面では自分の名前を2回言い、そのうち1回はフルネームで言う
 →自分自身の存在をちゃんと認めている
・名刺交換をする前の話こそ、勝負
・自分をよく見せようと思ったときに緊張する
・「イエス」を言わせ続ける
・人が一番肯定してもらいたいのは、自分が一生懸命していること
・相手の立場を考えるというのは、相手にストレスを与えず、自分の選択でイエスを選ばせてあげること
スマイル&タッチ&ゴー(笑顔でポンと肩をたたかれ「元気?」と言われる)
・運動に自信があれば「私は勉強はからっきしダメなんですよ」
・質問の出る名刺をつくる

◆コミュニケーションに関する本はたくさん出てるのに、どの本を読んでも新たな発見がある。
 この本の「ゆっくりやる」と「タッチ」は実践する。(タッチは同性のみ!)


【読書スピード】
「フリーエージェント社会の到来」は5日間。
400ページ近くあったが、非常に読みやすかったことと、気合を入れて読んだため、目標より早く読み終えた。
「初対面3秒の魔法」は30分弱?120ページで簡単。
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400ページの本を5日間で読めて、完全に勢いがつきました。
もっと読み進めます。

投稿者 むらい : 2008年05月12日 22:15 

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