村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第86回】「採用氷河期」「仕事は、かけ算。」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

先週6月26日〜27日に宮崎に行ってきました。

夜は、以前、若者の就職支援事業に一緒に携わった
Tちゃんと宮崎牛を食べながら、近況報告。

「今日、新入社員の職場定着セミナー講師をやったっちゃけど、
東国原知事の後で、とてもやりにくかった〜」
とのこと。

知事が新入社員に対して、若い頃からの仕事の話をされたそうですが、
その後に、Tちゃんのセミナーがあったんですね〜、すごい!!
そのセミナーチラシは、営業ツールとして持ち歩こうね!!


Tちゃんとの食事の後は、関係者と合流。
その食事の後、23時を過ぎたあたりでしょうか、2次会の場所探しをしていると・・・

なんと東国原知事がいらっしゃるではないですか!!

ご挨拶をした後、握手をしていただいたのですが、
腰も低く、嫌な顔1つせず、ご対応していただきました。

知事、本当にありがとうございます!!
知事の、宮崎の、大ファンになりました!!

本当に楽しく、ラッキーな宮崎滞在でした♪
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【タイトル】
 「採用氷河期」(原正紀氏著;日本経済新聞出版社)
 「仕事は、かけ算。」(鮒谷周史氏著;かんき出版)


【本を選んだ理由】
お2人は元リク(リクルートOBのことです)で、リクルート時代は、
上司と部下でいらっしゃたようです。

原さんはリクルートを卒業後、若者の就職支援施設「ジョブカフェ」のアドバイザーを
なさっており、僕も事業サポートやアドバイスなどでお世話になりました。

先週、原さんが長崎にいらっしゃったのに合わせて、著書を拝読しました。
(原さんからはサインもいただき・・・実は、ミーハーなんです)


一方、鮒谷さんといえば、メルマガ「平成・進化論。」(http://www.2nd-stage.jp/)
(原さんも、よくメルマガに登場されます。)

「平成・進化論。」は、絶対におススメです。

毎日、メルマガを読んで、意識を新たにしているのですが、
著書を読んだことなかったな〜ということで、今回挑戦しました。


【本の内容と、読んでわかったこと】
「採用氷河期」
・少子化などの影響で、加速度的に人材採用が難しくなっている
・就職の二極化(複数の内定をとる学生と、苦戦する学生)
 →分かれ目は、社会人基礎力や就職基礎能力
  →行動に自信が無い
・若者に不足しているのは、コミュニケーション意欲ではないか
 →家族や友人には関心は強いが、外の世界には関心が薄い傾向
「男子学生に比べて、女子学生の優秀さが目につく」
・現在、中小企業の人材確保という観点からすると、絶望的に厳しい状況
 (中小企業の08年卒大卒求人倍率は4.22倍)
 →現実には雇用の多くは中小企業で生まれている
・採用氷河期において成否を分ける最大の要素は、企業の経営資源の優劣
 →必要な経営資源の投入なくして、採用の成功はない
  →社内でもっとも忙しい人材も、他の仕事に優先して採用活動にかかわる
・企業が本当に安心できるのは、内定を出し、入社して、3年以上定着してから
・未経験者採用の最大のメリットは、企業の人材育成力が強化されること
・採用は「企業力×採用マインド×採用スキル」
・採用時に、学生や転職者に会社のよいイメージを植え付ける
 →入社につながらなくても、自社の理解者として、顧客や将来の採用予備軍になる
・「採用に成功する中小企業は、ビジョンや理念がしっかりしている。それを経営者自らが学生に伝えて口説いている会社が多い」
・(採用の)効果を出すためには誰が対象かということを明確に
 →ターゲットの抽出が後の母集団形成につながる
・応募者との接触が始まってからは、採用担当者の質の高いコミュニケーションが応募者の入社動機になることも
 →最終的に入社する企業を決めるときには、人が決め手になることが多い
・(採用メディアを選ぶ際)自社に近い採用をしている企業が、どこのメディアでどのような情報提供を行い、どんな効果につながったかを見る
・メディアが決まった後は、マーケティング消費者心理モデルのAIDASモデルが採用活動に近い
・学生に情報を伝えるときは両面提示
 →信頼を得ることができ、不完全さや未知の魅力にひかれる
近年の若者の特徴として、親の影響力が強い
 →中小企業では、親に反対されて入社に至らなかったケースも
  →親向けのパンフレットを作る企業も
・採用活動の中で、自社への理解を深めて相思相愛の関係になるための二大ルートは、リクルーターと会社説明会
 →学生が志望動機を変えるきっかけは、会社説明会が最も多いというデータも
・採用に力を入れている企業は、仕事の内容を伝えるだけでなく、その価値などをしっかりと分析して言語化している
・「企業は独創的な人材が欲しいという。だが、個性的で優秀なある学生が一次面接で存分に個性を発揮するような受け答えをしたら、あっさり落とされてしまった。企業の選考基準がわからない」
 →しっかりした基準を持つべき
  →面接官を厳選してトレーニングを行うことが必要
明らかに優秀で欲しいと思う人材は、選別するよりもひきつけなければならない
・苦戦する中小企業では、面接は選考というよりも、むしろ動機づけの場
・面接で新卒学生を採るにあたり、もっとも重視すべき点は、価値観の一致
・ある企業が社員の入社時の評価と、5年ほど経過した後の評価を比較
 →能力評価はあまり相関性がなかった。一致したのは対人能力(これが高い人ほど、入社後の評価も高い)

◆採用担当者の教科書かつ必読の書。採用の全体像や、注意すべき点がよくわかります。
これから少子化が進んで、労働力が減少していく中で、家庭での教育や学校教育のあり方、
外国人労働者の受け入れなど、課題は山積です。
若者と企業の双方が歩み寄る努力をしないと、これからの企業活動は間違いなく厳しくなるでしょう。


「仕事は、かけ算。」
・「成果=仕事量+仕事量+仕事量+・・・」というやり方では、成果の最大値に限界がある
 →「成果=仕事の質×仕事の密度×仕事の量」なら、仕事の量(時間)には限界があっても、仕事の質と仕事の密度を高めていけば、まさに無限大の成果を生み出すことが可能に
  →セミナーや読書、ビジネスパーソンとの会食の量を増やすようになった
・ノウハウやテクニックはあくまで道具に過ぎず、本当はその背景にある思考体系や言語体系のほうが重要
・1が毎日0.1%増えると、1年後には1.44に、20年後には1474に
 →毎日毎日、ほんの少しの努力を続ければ、誰でもこの複利の計算の恩恵を味わうことができる
・「売上金額を増やす=クライアントを増やす×1回あたり購買金額を増やす×購買頻度を増やす」
 →細分化することで考えやすくなる
・「どうやったら儲かるのか?」ではなく「どうやったら他者に貢献できるのか?」と自分に投げかける
・「優柔不断は誤った決定よりもなお悪い」
・重要なのは、やる気が出なくても、とにかく行動すること
・各分野における本物のプロフェッショナルから指導を仰げるのであれば、たとえ1日数十万円のコンサルティング料金を支払うことになったとしても、安い買い物
 →それだけの高額な投資を思い切れる人が少ないから、競合相手はごくわずか
・セミナーにいつ参加するかによって、学習の効果は全く変わってしまう
 →全ての学習は、前倒し
・アクションを15分単位に、メールその他は5分を基準に
 →生活の時間単位を細かくしていくたびに、時間の密度が凝縮され、スピードが加速し、時間に対する鋭敏な感覚が磨かれる
思いを言語化するのは、簡単そうに見えて、非常に難しい行為。より正確に言語化しようとすれば、必然的に自分の内面を深く掘り下げなくてはいけません
・1番になるには、最初にやらないことを決めて、テリトリーを絞り、そこに持てる力のすべてを叩き込む
・相手に、自分に興味を持ってもらう
 →日常生活やインターネットを通して、自分の弱みをありのままにさらけ出し、そこから成長していく姿を外に発信する
1番自分を成長させてくれるのは、自分よりもレベルの高い人との交流
 →人間は自分で見たもの、聞いたもの、五感で感じたところまでしか、想像力を広げることができない
  →「会わせてください」「話を聞かせてください」と言って、自分から何も提供しないのはムシがいいだけ
   →相手の時間単価に相当するだけの何かを提供することはできないか?
・コミュニケーション能力を伸ばしたいと思ったら、人が読むことを前提とした文章を書く
・メールに必要だと感じるのは【テキストに感情を埋め込む力】
・とくにビジネスにおける人間関係では、「いかに相手の立場をおもんぱかることができるのか」が非常に重要
・情報のハブとして自分が機能する
 →ビジネスが発生する
・「お金がない」と言って思考停止に陥るのではなく、「週末も働いて開業資金を作れないだろうか」など、いろんな質問を自分に投げかけてみる
・競争を否定することは、「努力を放棄せよ」と言って、成長のサイクルを止めてしまうのと同じこと
・偉大な先人たちがつくった公式を学んで応用すれば、自分は時間や労力を無駄に費やさなくてもいい
 →誰でも簡単にできるのは、やはり読書
・「ドラッカーは、『教育ある人間とは、勉強し続けなければならないことを自覚している人間のことだ』」
・セミナーでは、気軽に隣の人に話しかけてみる
 →今後の自分のビジネスパートナーあるいは友人としてお付き合いできるかも
・知識は、知的興奮やひらめきといった感情とセットになると、脳により深くインプットされていく
 →得たい情報があるとき、私は極力、セミナーに参加する

◆この内容を、これだけ平易に表現できる能力に、感動!!
比喩の上手さに、感服。

実はこの本を読んでいて、「僕も似たようなことをブログに書いたことあるな〜」と感じました。
(表現のレベルや深さはさておき)

鮒谷さんのことを、僕が大好きなのは、考え方が似ているからだという気がしてなりません。
(レベルや深さはさておき)


【読書スピード】
「採用氷河期」は1回目が理解度Cで40分、2回目が理解度A(−)で1時間。
「仕事は、かけ算。」は1時間。
どちらも平易。
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実は、鮒谷さんのお知り合いと、別のルートでつながりそうなんですよね〜。
詳しいことはわかってないんですが(明日、詳しいことを聞く予定)、
その方の本も読んでみようと思ってます。

投稿者 むらい : 2008年06月30日 23:50 

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