村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第87回】「経済は感情で動く」「『人たらし』のブラック心理術」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

最近、ちょっと高めのDVDを自己啓発のために購入しました。
(5時間で、●万円です。多くの方がビックリされると思います。)

そのDVDの前半部分を見たんですが・・・内容が凄すぎる!!
今まで聞いたことのない情報だったり、聞いたことがある内容も非常に具体的で
わかりやすかったりと、目からウロコ状態です。

これを見て感じたのが、【このDVDが、購入価格の2倍、3倍だったら・・・?】と
いうこと。それでも僕は買うんじゃないか?また買っても元は取れるんじゃないか?

情報の価値をまざまざと思い知らされたDVDでした。
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【タイトル】
 「経済は感情で動く」(マッテオ・モッテルリーニ氏著;紀伊國屋書店)
 「『人たらし』のブラック心理術」」(内藤誼人氏著;大和書房)


【本を選んだ理由】
2冊とも「感情」「心理」という単語が入っています。
仕事をしていて常に感じるのが、人間は理屈よりも感情で生きる生き物なんだ、ということ。

僕は、挨拶ができない人に対しては、どんなに仕事ができても
「こいつ、わかってねーなー」と思ってしまう、(一見、非合理な)考えを持っています。

僕が仕事を進めるうえで、人間の心をつかむ、とか、信頼関係を構築する、ということは必須。
僕が社会で生き続ける限り、人間の本質には、こだわり続けるでしょう。


【本の内容と、読んでわかったこと】
「経済は感情で動く」
・私たちはお金には相対的な価値を付与し、経験や感情によって色づけをする
・人はとりわけ否定的な面に注目し、否定的な面が選択を大きく左右する
・すでに示されている2つの選択肢のなかの、一方にきわめてよく似た選択肢が追加されると、一種の「妨害行為」が生じて、それらとはまったく異なる選択肢が選ばれる比率が高まる
・選択肢が増えると真ん中を選びたくなる
 →レストランでは、ワインのリストに驚くほど高価な特級品を加えると、お客は安いワインより中の上くらいのレベルの品を選びたくなる
・葛藤を余儀なくされる選択は敬遠される
・何かの所有者になったというだけで、そのものの価値が、それを持たない人が考える価値のおよそ2倍にも跳ね上がる
・「コンコルド機にはずいぶん投資したのだから、それをスクラップに回すことはできない」
・3割バッターが3打数ノーヒットだと、次はヒットを打つ可能性が高いと思う
 →秩序のないところに秩序を見つける
選択肢が得する額で示されると確実なほうを選ぶ。損する額で提示されると、確実な損失より、損失が大きいかゼロかの確率にかける
・「同額の利益から得る満足より、損失から受ける苦痛のほうがはるかに大きい」
・投資家には、手元に置いておくべき株を売り急ぎ、売るべき株を売り遅れる傾向がある
・短いスパンでは、してしまったことを深く悔やむのに対して、長いスパンではしなかったことへの悔やみが大きい
・人の感覚器官は、(従来の経済学が示すような)絶対値に対してより、変化や差異に敏感に反応する。夏に暑い外から急に冷房のある部屋へ戻ると肌寒く感じるように
・確率がパーセンテージ(20%)で表示されると感情にじかにひびきにくく、頻度で示される(100人につき20人)とその場面が感情を刺激する
・相対的リスクと絶対的リスク
 →各種の統計数字については、母体数がどれだけかを確認
・リスクにまとわる感情のうち、もっとも抵抗しがたいのは恐怖
 →恐怖を利用することは、説得のための有効な手段になり、ときには公益に反する方向に導くことも
・私たちに制御できそうなリスクは、制御できないリスクほど大きな恐怖は生まない
・ほとんどの人が、自分の信念を「イエス」と言ってくれるものを好ましいとし、その反対のものは疎んじる
 →間違っていると言われるより、正しいと言ってもらうほうが気持ちがいい
・試合の結果に賭けて暮らすより、スポーツ解説者として稼ぐほうが楽
・近未来は近過去を見ればわかると、しっかり思い込んでいる
「身近である」「親しみを感じる」などということは、その銘柄のリスクとリターンの関係には一切関わりがない
・あらゆる経験の快苦の記憶は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる
 →重要なことは最後の締め。「終わりよければすべてよし」
・「公平」「誠実」「正義」などのために、ときには自分の利益を第一に考える利己主義が薄らぐ
・私たちがどこまでも合理的に、経済学の理論に完全に従って行動できるのは、脳に障害のある人や自分の意志がないと思われるものを相手にした場合だけ
・うれしいのは金銭的利得が引き出せるからではなく、お互いに信頼し信頼に応えあうことそのものに喜びを見出す
・2枚の顔写真のうち、長く見たほうを魅力的と判断
 →「見るから余計に好きになる」、「行動→意思」
・正しい決定も、それを心に刻む感情が結びついていなければ忘れ去られてしまい、過去の経験や知識を基礎にして活動することができない
・思考と感情が対立するとき優位に立つのは感情の方
合理的な人とは感情のない人ではなくて、感情の操縦方法をよく知っている人

◆人間がいかに感情により動かされるかがわかる内容です。
本の内容は、ニュースや政治、競馬などで思い当たることだらけ。
人間が感情の生き物であることを、どれだけ折り込めるかが、人との関わりの上では重要だと再認識。


「『人たらし』のブラック心理術」
・米国GDPの26%がコミュニケーション・スキルが生み出すもの
・人に好かれるコツは「とにかくいろいろなサービスを、何度でもくり返してあげること」
「挨拶」はどんなに注意しても、したりないくらい大切
つまらない冗談にもちゃんと笑ってあげるとか、名前を呼ばれたらすぐに返事をするなど些細なことに注意を怠らない
・携帯電話の電源は、人に会うときには絶対に切っておかなければならない
・「空腹を満たせば、ケンカの半分は回避できる。」
・自分と同じような人を無意識的に付き合う相手に選び出す
・人たらしになるには、まず自分自身が大好きで、自信たっぷりな雰囲気をプンプン匂わす
・上司からのウケがいい部下は、先読みして仕事を片付けてくれるなどの行動的な部下
・人を気持ちよくさせたいなら、微笑んでいればいい
 →言葉の末尾に「イ」とつけていれば、魅力的な笑顔が作れる
・口元だけでの閉じた笑いをする園児より、声を出して元気に笑う園児の方が、仲間から受け入れられ、リーダーシップが高いと評価
・相手と視線を交わせば交わすほど、お互いの親近感は高まる
・相手のまばたきを数えると、自然とアイコンタクトの量が増え、その結果、お互いの魅力も高まる
・お腹がすいたときには、メンソール入りリップを眉間と鼻の下に塗ると、食欲がおさまる
・まったく理由がわからないのに、相手にふて腐れたような態度をとられたとき、まずは「すみません」と自分の非礼を詫びてしまう
・楽しいムードのときはどんな人も神様のように見え、イヤなときはどんな人も悪党に見える
 →機嫌の悪い相手からは、距離を置く
思考は、身体の調子ともある程度まで連動
 →身体が軽く感じるときは、自然と明るいことばかりが頭に浮かぶ
・人間関係は「頑張れば何とかなる」ものでもない
 →いったん嫌われた相手に何とか好かれようとしない
・人間は3回もその人に会えば、印象や評価をかなり固定的にしてしまう
 →3回目までの出会いで、自分の魅力を最大限にアピールすべき
・しょっちゅう甘いものを食べているような人ほど、短気で怒りっぽい
・相手から恩を受けすぎたり、損をするのはイヤ。対等の関係の相手を最も好ましいと評価する
・最初は「おはよう」と挨拶していたものを、慣れてきたら「おはよう、もう夏だね」と一言だけ増やす
・本当に説得の上手な人は、ひと目で「説得」とわかってしまうような説得をせず、自然な会話でする
・人たらしは、基本的に強すぎる命令をしない
・叱るのに絶好のタイミングは、「週末の、それも帰宅直前」
・強調したい直前で、ちょっと間をおいて話すと聞き取りやすく、相手に親切
・相手にしゃべらせる時には、倒置法を使って感嘆の発言をする一方で、目をできるだけ大きく見開きながら、両眉を上に持ち上げた表情で迫る
・相手がすぐに答えてくれるような簡単な質問から、少しずつプライベートな質問も織り交ぜていく
・「いい線だね」というセリフは、「もう少しでゴールですよ」というニュアンスを相手に伝え、最後の頑張りをさせることが可能
・仮の話ということで質問すると、相手のホンネがわかることが少なくない
・軽口をきいてもらえるかどうかは、人間関係がうまいかヘタかを分けるポイント
相手がきちんと話を聞いていられる1回の集中力は、せいぜい2〜3分
・あえてケンカをするときは、あらかじめ筋書きを立てておく
・人間関係におけるどんな恐怖も、頭の中であれこれとシミュレーションしておけば解消できる
・会話が盛り上がってきて、お互いに興奮、歓喜の感情が残っているときにお別れをすると、心地よい余韻が続き、「あの人はなんて素晴らしいんだろう」という評価が高まる

◆内容は易しいのに、使えるテクニックが満載。
読んでいて、「あの人はこれに当てはまるな」とか「こんなヤツ、いる!」とか感じること多数。
やはり挨拶は大切。結果を残したいビジネスパーソンは、挨拶にこだわるべき。


【読書スピード】
「経済は感情で動く」は6日間。もっと得るポイントを明確にすれば、もっと速く読めたな。
「『人たらし』のブラック心理術」は2日間。簡単で、あっという間に読める。
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今週は飲み会が比較的多く入ってますが、読書時間は確保します!!

投稿者 むらい : 2008年07月09日 02:35 

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