村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第89回】「レイバー・デバイド」「2次会は出るな!」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

先日、ある勉強仲間と話した時のこと。
※あくまで仲間の話で、内容を検証したわけではありません※

「あるテレビ番組で、異性と会った時、どこを見るか?という特集をしていた。
男性が女性を見るときは、顔→胸の順だけど、
女性が男性を見るとき、顔の次はどこを見る人が多いと思う?」

答えは「手」らしいです。

実は、その仲間(女性)も顔の次は手を見るらしく、彼女なりの理由を
いろいろ話していました。(ちょっと、ここに書くのはグレーな感じです。。。
聞きたい方は、個別にご連絡を!)

この話が本当かどうかはわかりませんが、気づいたこと。
●最近、血液型の本が売れているらしいですが、人間はカテゴライズするのが
好きですよね。(「長崎県出身者は・・・」「B型は・・・」など)

●恐らく、福田和也さんが「悪の対話術」で、
マトリックスなどを用いて仮説を立てるのは、考える力を養うのでよい、みたいな
ことを書かれていたと記憶しています。

●人と仲良くなると、こんな情報がどんどん入ってきます。
僕はこの番組を見なくても、内容を教えてもらえて、話のネタが増える。
とてもいい状態です。
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【タイトル】
 「レイバー・デバイド」(高山与志子氏著;日本経済新聞社)
 「2次会は出るな!」(中村繁夫氏著;フォレスト出版)

 「レイバー・デバイド」は、2001年に出版された本ですが、働く人たちの将来を
 考えるのには最適です。2年ぶりに再読しました。

 「2次会は出るな!」はタイトル最高!!


【本の内容】
「レイバー・デバイド」
・従業員の賃金格差は、グローバル化や情報化が急速に進展する中、企業が抱えていたリスクの大半を社員個人に転嫁し始めたために起こった
・製造業の職が消滅し、代わりに製造業の賃金を常に下回っているサービス業が増加
・コンピュータの重要性がいっそう高まり、従業員に求められるスキルのレベルは高度化し、雇用削減が同時に進行する
 →業界全体の成長が必ずしも雇用の増加を伴わない
・情報化は単純事務作業を効率化し、その業務に携わってきた労働者の需要と賃金を大幅に低下
 →情報技術の高度の知識を持った労働者に対する需要と賃金を上昇させ、賃金の二極化が進む
・アメリカの銀行では、90%以上の行員の平均年収が500万円以下で、数%が多額の報酬を得ている
・保険業界の調査では、中間管理職と非管理職では脱スキルが進む一方、経営上層部と下級管理職ではより高いスキルが必要とされる傾向
・ヤフー・ジャパンでは、株式公開前の97年に在籍していた従業員にはストックオプションが与えられ、社員の約半数が巨額な資産を得た
 →それ以降の社員にはその恩恵はなく、社員の間に大きな資産格差が生じた
・M&Aにかかわる投資家の間では、企業の従業員は常に代替可能で削減可能とされる
・企業の経営に満足できなければ、その株式を売却するという受身の方法しか選択できなかった投資家は、80年代後半から、経営陣に経営改善の要請を行い、取締役会の強化を要求するアクティブな行動をとるようになった
アメリカ労働省はエイボン・レターと呼ばれる書状で、議決権を含めた株主権の誠実な履行が年金受託者の義務であることを明確にし、海外の企業に対しても議決権を行使するよう指導している
・厚生年金基金連合会は、99年、年金資産運用の基本方針に「(年金の)受託機関は、投資家たる連合会の利益増大のために株主議決権を行使するものとする」という項目を加えた
・投資家からの圧力増大が企業のリストラクチャリングを促し、生産性や製品の質の向上に貢献し、雇用においては、人員の削減、残った従業員の労働時間の増大、雇用保証の低下などをもたらした
・多くの機関投資家は、企業が好業績を上げそれが株価に反映されている限り、経営陣への高報酬を問題とせず、実績に対する正当な対価であるとみなす
・経営改革の一端としての人員削減は、市場で好意的に受け止められ、株価にプラスに働く
 →解雇は業績が悪化したときのみに行われるものではなくなってきている
 →従業員にとっては、ハイリスク・ローリターンの時代に
・日本企業の株式保有の大部分が、グループ企業同士の持ち合いだったため、経営に対する株主からの直接的な圧力はほとんどなかった
・経済同友会の調査では、経営上重視すべきステークホルダーとして、株主は0.5ポイント上昇し、従業員は逆に0.3ポイント減少
・今後、日本において、企業の内部労働市場を外部から遮断して、自社内のルールだけで従業員の給与を決めることはますます困難に
 →最も競争力のある企業が属する国の賃金水準が日本企業の賃金決定に影響を与える

◆この本が書かれてから7年。この傾向は進む一方です。
僕らは世界規模の大きな流れの中にいて、それを食い止めることは無理でしょう。
であれば、どうすべきか、1日でも早く考え始めて、行動に移すことが重要だと思います。


「2次会は出るな!」
金を使うときには、それが「生き金」か「死に金」かを意識することが重要
・つまらない接待をやめれば、家に帰って自己研鑽に励むことができる
・黙々と事故を解決し、お客様のクレームに誠意を持って対応している姿を見ている人が必ずいる
・商社の3種類の取引形態(出会い、ロング、ショート)
・自分の本業から派生する半島型ビジネスには、何らかの根拠や種となる商品がすでに1つあり、基礎知識はもちろん、市場の動向やキーパーソン、関連企業などに関する知識が十分にあり、効率がよい
・ビジネスは自分の判断で行うもので、上司の許可を必要とする人は自分でビジネスをしたいという気持ちがない
・保険の契約が取れる訪問回数の平均は13.2回目だが、保険のセールスマンがあきらめる訪問回数は11回目
 →勝ち組と負け組みを分けるのはたった2.2回の訪問回数、まさに紙一重
・生きた情報は「点」で入ってくるが、点の情報を自分自身の洞察力で線にし、面にし、立体化していく行為こそがビジネス
・斬新なアイデアは初めて聞く話なのでほとんどの人が理解できない
 →ほとんどの人が賛成しないアイデアこそ、やってみる価値は大きい
・社員は、能力と情熱と哲学(考え方)の積で評価が定まり、最も大切なのは考え方
・つまらないことでいちいち腹を立てないスケールと迫力がビジネスマンにとって大切
動機付けの90%は言葉で決まる
・人間関係は接した回数や時間、交わした会話がものをいう
・企業はどういう性質の社員で構成されているかで大きく変わってくる
・「経験を積めばそのうちに何とかなるだろうから、今は我慢」という態度でごまかすのは最悪
・ウナギの稚魚が海外から輸入されるときに3割が死ぬが、ウミヘビの稚魚を一緒に入れると9割が生存する
 →危機感を感じると社員にもバイタリティが生まれる

◆著者は商社でいろんな経験をして、独立されているので、エピソードが面白い!
予想以上に役に立ちました。


【読書スピード】
「レイバー・デバイド」は3日間、「2次会は出るな!」は2日間。

先週書いたように、成果重視の読書に変えたので、付せんの数も大幅に削減し、スピードもかなり上がって、読書が一気に楽しくなりました!
こんな感じで本が読めれば、1週間に2冊以上は読めますね。
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今週、念願だった仕事の企画をスタートさせます!!大きく動き出した感じ。

投稿者 むらい : 2008年07月21日 21:56 

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コメント

初♪コメントです。
左側の本のタイトルを見ると、「これ読みたいやつだ!」
っていうのがいっぱい♪
あとでこっちもチェックしよ〜とわくわくですw

あたしのHPも野望の始まりなのです♪
コメントもなぜかつけれません・・・テンプレートにないかららしいのですがw

投稿者 misan : 2008年07月22日 00:04


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