村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第95回】「はじめての課長の教科書」「あたらしい戦略の教科書」「教養としての言語学」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

このブログでよく紹介する鮒谷周史さんのメルマガ「平成・進化論。」
深い内容にもかかわらず、分かりやすい表現で、発行部数は37万部を超えているようです。

実は、8月25日発行号で、村井の感想が掲載されました!
(メルマガの最後のあたりです。)
↓↓
http://archive.mag2.com/0000114948/20080825184928000.html

これはちょっとズルした(鮒谷さんのリクルート時代の上司でいらっしゃる
原正紀さんのことを出したんです・・・)んですが、ともかく、
大好きな鮒谷さんに読んでいただけたなんて、本当に光栄です☆

しつこいですが、このメルマガはビジネスパーソン必読です。
購読は無料なので、登録して読んでみてください!
↓↓
http://archive.mag2.com/0000114948/index.html

※バージョンアップ版平成進化論も合わせてどうぞ!
↓↓
https://ap.2nd-stage.jp/cc/?c_d=1fz4tm1uWHc4N-3

※「平成・進化論。」を僕に紹介してくれたのは、長崎県庁でお世話になっている
Iさん。いいメルマガを紹介してくださり、ありがとうございます!!
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【タイトル】
「はじめての課長の教科書」(酒井穣氏著;ディスカヴァートゥエンティワン)
「あたらしい戦略の教科書」(酒井穣氏著;ディスカヴァートゥエンティワン)
「教養としての言語学」(鈴木孝夫氏著;岩波新書)


【この本を読む目的】
以前読んだ酒井穣さんの「はじめての課長の教科書」は、今年のベスト3に入るほど
組織で働くに際して役立つ内容。
※酒井さんからは、コメントもいただきました。ありがとうございます!!
↓↓
http://www.sr20.jp/murai/69.html

酒井さんの本が優れている点は、他の本に見られるフォーマルな内容を突き破って、
実際に(日本企業で)働いた経験がないとわからないインフォーマルな内容
(組織での政治力学など)を押えているところ。(血が通っているとでも言うのでしょうか)

だから、「あたらしい戦略の教科書」は絶対に読もうと思っていました。

「教養としての言語学」は、最近の僕のテーマの言語学について書かれた本。
前回読んだ「ことばと文化」よりも、言語基礎論に重きが置いてあるとのことでしたが、
僕が言語学に求めているのは、もっと人間の本質に迫るものなんですが・・・
近いうちに読む「ソシュール」に期待します。


【何がわかって、どう活かすのか】
「はじめての課長の教科書」
・欧米で発達したマネジメント理論は、企業組織を経営者と従業員に分けた2元論
 →日本の中間管理職が果たす役割は大きいのに、日本の文化的な背景を無視
・従業員のモチベーションと企業の業績に密接な相関関係がある
 →課長として最も大切な仕事は「部下のモチベーション管理」で、部下の人間性に興味を示すこと
・今の世の中に必要なのは「君の評価はB++」といったものではなく、「よくやったな」とか「おい、もうちょっと頑張れよ」といったシンプルで人間的なコミュニケーション
・一冊にテレビ数年分の内容を圧縮させることが可能な本というメディアを、ものの数時間で読解できる人間が競争に有利
・人間を相当深く理解することなしに金儲けはできないほど、世界の競争が激化

●印象に残る個所があり過ぎです。
特に、女性の活用に関する、「心の病に至る他人の微妙な変化に気づく人は圧倒的に女性に多い」
「女性のベテラン職員がキーマンである場合も多い。彼女たちが給湯室で話している内容の一部でも知ることができれば、仕事をより効果的にこなせる」という個所は、心当たりあり。
そのためには、女性と仲良く(少なくとも警戒されなく)なる必要があるが、年をとるにつれて男性はヘタになるよな〜というのが僕の意見。(そうならないように、僕も注意!)


「あたらしい戦略の教科書」
・現代の米軍の原子力空母では、危機のレベルが上がるにつれて、意思決定権は現場レベルに向かって降りていく
・まだ顧客でない人に聞くべき質問は「なぜ自社製品を買ってくれないのか」という工夫のないものではなくて、「なぜ、自社製品は他の人にはオススメできないのか」
・ビジネスにとって本当に重大な5%のウエットな事実が先に見つかれば、残りの95%に相当する「2級」の情報を集めている時間がもったいない
・顧客自身がまだ気が付いていない欲求を、顧客を注意深く観察することで見つけ出す
・関係者を十分に巻き込まないで立案した戦略は、それがいかに優れていたとしても、実行はうまくいかない。戦略の立案を密室で行うことは、犯してはならない「現代社会のタブー」
・皆の意見を取り入れ、利害を平均化するような形でまとまった戦略は、少なからぬケースで最悪なものになる(「差別化」と対極)
 →尖った少数意見を大切にする
・「そんなこと、絶対に無理!」という気持ちになったときこそ、実は巨大なチャンスを前にしている瞬間かも

●リーダーが腹をくくることがいかに大切か!
そして、リーダーに腹をくくらせることが、僕ら担当にとっていかに重要か!
頭脳と行動力、人間への理解・・・を理解して、社内政治をゲームとして楽しむことができるくらい実力をつけるのが、僕の課題。(少しずつ上達してはいるけど・・・)


「教養としての言語学」
・「ごあいさつ」には交話と叙述、更には詩的な機能が加わっている
・日本人は話の相手が誰でどのような人かによって、自分を称することばを原則的に変えている
 →ヨーロッパの諸言語は、絶対的自己規定
・英語などにおける、緊張関係での2人称の利用と、物体などとしての3人称の利用
 →2人称という言語形式は、話者が相手に向かってどのような心的態度をとるのかということが決定的な意味を持つ
・自分たちの言語に不足する語彙を補うために外国のことばを求めるだけではなく、異文化に対する憧れや自己顕示欲など多くの要因が絡む
・戦前までの日本人の内と外を区別する生活様式は、日本人が外来の異質な文化を急速に受容せざるを得なかった時代に必然的に生じる心理的な緊張をほぐし、無理な歪みをやわらげる一種の社会制度上の緩衝装置

●内容も理解できた(はず)が、僕が言語学に期待しているものは、あと一歩奥にありそう。
文化などよりも、もっと絶対的な人間心理が言語には隠されているはずなんだけど・・・
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明日は、テレビ2社を始め、久しぶりにマスコミ対応。
メディアが喜びそうな仕掛け満載。これからもっと楽しくなりそう。

※村井の最新【オモテ】ブログ「仕事が楽しい人と、そうでない人。」
↓↓
http://blog.miracli.jp/murai/2008/08/29.html#232330

投稿者 むらい : 2008年09月01日 21:57 

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