村井's 投資読書を成果につなぐ実践記録

【第99回】「新規事業がうまくいかない理由」「つなげる力」「[よのなか]入門」「味方をふやす技術」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

先週末、お金に関するセミナーを受講しました。
やはり、僕の人生にとって大きなターニングポイントになりそうです。

セミナーを受けて、気づいたこと。
●受講者13名
→主催者もセミナー講師も、それなりに名が通っているのに、全国から13名。
こんなもんなんだ。この調子じゃ、この分野で勝てる個人はほとんどいないだろう。

●受講料●●万円
→やはり、高いだけのことはあった。今回、僕が理解できた「講師の考え方」
「日々、僕がすべきこと」を、独学で見つけようとしたら、最低10年はかかったでしょう。
というか、生きているうちに見つけられたかどうか?
僕は、いいセミナーを見つけるセンスはあるんだよなー。(速読しかり、お金のことしかり)

●セミナー後の成果
→これはどうなるかわかりませんが、受講者13名のうち、すべきことを継続して
できるのは何人いるのか?11月の質問会の質問内容で、ある程度わかるでしょう。

※全てのセミナー講師に言えるのですが、セミナー受講者のどれくらいが
【正しく理解】して、かつ、それを【継続】できるのか?、興味津々です。

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【タイトル】
「新規事業がうまくいかない理由」(坂本桂一氏著;東洋経済新報社)
「つなげる力」(藤原和博氏著;文芸春秋)
「[よのなか]入門」(藤原和博氏著;三笠書房)
「味方をふやす技術」(藤原和博氏著;ちくま文庫)


【この本を読む目的】
「新規事業がうまくいかない理由」は、鮒谷周史さんオススメ本で、かつ、僕が仕事で新規事業に従事しているから。(この本でいう新規事業は、企業内起業のこと)

「つなげる力」「[よのなか]入門」「味方をふやす技術」の藤原さんは、リクルートOB。
僕がリクルートを離れる直前に、当時の部門長Hさん(現取締役)のおはからいで、1時間程度お話させていただく機会をいただきました。

「つなげる力」は、藤原さんが和田中学校の民間出身校長として取り組んだこと(最近も、「夜スペ」(成績上位者を対象に、より難易度の高い授業を実施)がニュースで取り上げられていました)を、どういう視点で、どんな方法で行ったのか、今の自分の仕事に役立てるため。

あとの2冊は、藤原さんの頭をインストールするため。


【何がわかった?】
「新規事業がうまくいかない理由」
・新規事業はほとんどの場合、失敗に終わる
・まず1つ成功実績をつくるために、あらゆるリソースを重点のみに集中投下する
・立ち上げで苦戦しても、閉塞感と無縁でいられたのは、ベンチャービジネスが最初から順風満帆なんてありえないということを、常識として知っていたから
・最善を目指して、ひとつのことに周囲が呆れるくらいのしつこさと情熱で、試行錯誤をくり返す
・数字の伸びよりもビジネスのメカニズムを毎日検討、権限委譲、撤退ルールを決める
・新規事業は人によって左右され、いちばん大きいのはモチベーション

◆新規事業は、人に左右される。もし、今の仕事を、僕じゃない人(例えば、テリー伊藤さん)が担当したら、どうなるのか?これはいつも僕が考えていること。
そして、新規事業はどうすればいいか誰もわからないのだから、トライ&エラー、PDCAサイクルをまわしていくことしかないんだ、ということを確認。


「つなげる力」
・先生と生徒と保護者しかいなかった学校に、地域の人たちを入れて、いろいろ試してみる
・図書室担当の先生は「教室から遠いから生徒が来ない」
→違う。図書室の改造や運営委託により、本好きな大人たちのコミュニティができ、渦巻状に広がる
・「英語アドベンチャーコース」による英検ホルダーが、授業でもほかの子を教えるという好循環を産んだ
「上の子を引っ張り上げると下の子が損をする」という批判は、学校現場の常識を知らない人の暴言。公立の生徒は大学入試で、中高一貫の私立高校の生徒と戦わなければならない視点が欠如
・「夜スペ」では、学校と塾の授業指導上の情報交換、お互いの授業を見学しあう交流など、教員の研修効果も狙いだった
・文科省と学校現場の間に巨大な官僚機構が介在すると「文書」が膨大に増え、事務処理が煩雑に
→徹底的に権限を現場に落とし、地域社会と学校を信用する前提で、末端の自治体に学校運営を任せる
・「正解」ではなく「納得解」を見つけ出す
・感想文の始まりを必ず「会話体」か「心内文」から始めさせると人に読ませる文章が書ける
・仲間はずれになった子は一人で遊ばざるを得ない
→一人遊びをするには知恵がいる、情報編集力が必要、自立心の萌芽も育つ
・「人は、あなたとつながりたいと思うときに動き、そう思わないときには本気では動かない」

◆新しいものは、ゼロから産み出すんじゃなく、既存のものを組み合わせることで産み出すというのは、リクルートならでは。そして、新しいものが普及するような仕掛け、たとえばネーミング(「ドテラ」)がとにかくうまい!言いやすいし、コンセプトが理解できる。僕はここが弱いから、補うために勉強中。


「[よのなか]入門」
・夢があるから行動していたのではなく、行動しているうちに夢らしきものが見えてきた
・人生を切り開くものは、いい会社やいい仕事という環境の豊かさではなく、機会を切り開こうとする本人の決意
・あなたがやりたいことが第三者にも関わるとき、文書での説得技術が鍵になってくる
・「潔さ」は金銭的な根拠がなければ発揮できない
・自分が実際に体験した失敗や損の数々が、自分ネットワークをつくる肥やしになる

◆成功話よりも失敗話が、他人との関係を近くする。これは積極的に使いたいワザ。


「味方をふやす技術」
・自分自身のライフデザインを模索しようとするならば、自分固有の時間と空間が必要
→嫌われなければならない。
・組織を背負わずに企業内個人として仕事をする立場にならなければ、「Yes,but」の人でいるのは至難の技
・オリジナルというのは他に例のないこと
→人にわかってもらえなくて当然という覚悟

◆藤原さんがリクルートから中学校校長になった理由がよくわかる本。「好かれたい」「出世しなければ」という既存の価値観との決別は、僕の心にグッとくるものがあった。

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やることが増えたので、更に時間配分が必要。
能力には自信がないが、継続するのは得意だから、必ず目標を達成する!

※村井の最新【オモテ】ブログ「人間の【本性】が現れるとき」
↓↓
http://blog.miracli.jp/murai/2008/09/26.html#194720

投稿者 むらい : 2008年09月29日 22:26 

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