寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ
【書感】あなたが会社の人財になるための、たった1つの戦略
世の中が本当に恐ろしいほどのペースで、不況の波に飲み込まれていっていますね。
派遣切りにとどまらず、リストラの対象はとうとう正社員にまで及ぼうとしています。
当たり前の話ですが、不況は突然やってきます。そして、不況が来てからあたふたと自己啓発に走っても手遅れというものです。
リスク対策は常に先手必勝が原則。
日頃から、どれだけサバイバル力を高めているか、自分に正しい投資をしているかが問われます。
周囲から信頼され、尊敬され、仕事を任されるポジションを手に入れていれば、不況など怖くありません。
起業、転職など、軽々しくするべきものではありませんが、起業・転職をしても成功できるぐらいの力をつけておくことは必要です。そういう人は転職しなくても、会社で納得のいくポジションを手に入れられますし、そうすれば主体的に、納得のいく仕事ができるようになるものです。
そういう、会社から選ばれる人材のことを、『リーダーの教科書』の著者新氏は人財と呼んでいます。
まさに会社にとって手放しがたい財産たるあなた。
そうありたいものですよね。
さて、そんな話を軽やかな口調で論じてくれている本をご紹介します。
タイトルは『選ばれ続ける社員の法則77』(浜口直太・澤田且成共著)。
77の法則などと書いてありますが、単に77のテクニックと心がけポイントが書かれているだけです。それは参考程度に眺めておいて、時々自分の行動チェックに使えばいいでしょう。
しかし、この本には極めて重要なことが書かれています。
それは、会社が手放したくなくなる人財になるためのブランド戦略です。
この本に書かれていることは、これがすべて。そして、これこそが会社に不可欠な人財になるための戦略そのもの。
個人でブランディングなどという言葉を使うのは、なんだか世の中のコンサルタントを名乗る人たちにノセられているだけのような気がして鼻白む思いがしてきます。
が、会社から選ばれる人財になるということは、「○○といえば、××さんだよね」と認めてもらうこと。つまり、個人でブランドをまとうことなんですね。
そっか。そりゃそうだ。
そして、著者は、この個人ブランドについて、社内の仲間とライバル的競争、蹴落とし合いの中で作られるものではなく、仲間との協業の中にこそ生まれると主張しています。
社員というのは、常に「○○会社の××さん」というように会社の名前を背負って仕事をしています。
その時、自分がブランドをまとって認められるということは、その会社にとっても「××さんがいる○○会社」というように信頼が高まっているということです。
自分が他者に認められることで、会社の価値が上がり、仲間の笑顔が増える。そこが大事なんですね。
このことを理解しているのと、何も考えていないのとでは、仕事の仕方も、学びの構築の仕方も、まったく違ってきます。
特に20代の若手のあなた。30代で仕事に壁を感じているあなた。
ぜひこの本を読んでみてください。
ただし、まず1章、2章を読み、次に6章を読んでください。ここまでは丁寧に。
残りの3〜5章は、その後で、まぁ軽く流しながらブランドを磨くためにどのようなことが求められるのかという雰囲気をつかんでおきましょう。
そして、自分が「これを実践してみよう」と思うことを、いくつかピックアップしてTo Doリストに書き込んでおきましょう。
☆『選ばれ続ける社員の法則77』
★この本読んで、どうする?
あなたは今の会社にとって、どんな価値があるのか?
どういう存在として認められたいのか?
そのために、今すぐできることは何か?
今からこつこつ仕込み始めて3年後をめどに開花させるべきことは何か?
6章を読みながら、ぜひ考えてみてください!
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