寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

書評を、こんな風に書いてみたらどう? このエントリーを含むはてなブックマーク 

 メルマガで紹介したとおり、
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なるものが開催されています。
 
 自分の読書のモチベーションをキープするのに「100万円」というニンジンはかなり都合がいいはず。特に速読力を維持したいと思っている方には「量をこなす」ことを「質につなぐ」ための、いい仕掛けになりそうです。
 
※というか、私が一番乗っかりたかったりして・・・。
 
 
 
 さて、問題は「100冊読む」だけでなく「100冊のレビューを書く」というところです。
 
 この「レビュー」をどう書くか。
 
 通常「レビュー」は「書評」と訳されますが、この書評を書くってのは本当に難しい。これは前に書いた通りです。
 
 だから、「本の価値を評価する」なんて偉そうなことはやめにしましょう。そんなことは土井英司さんや藤井孝一さんに任せておけばいいじゃん、と。
 
#でも、実際、「書評」ってのは「本の価値を評価する」ことなんですが!
 
 ま、固いことを言わず、評価のフォーカス「本の価値」ではなく「本から学んだ価値」に向けてみることにします。
 
 これなら、評価の軸と基準が自分の中に存在することになりますので、非常に楽になります。そして、評価の軸・基準を考えることで、自分が何のために本を読んでいるのかを明確にすることができますよね。
 
 これは読書を「自分の成長に価値あるものにしていこう」という私たちには、非常に都合がいい話です。
 
 
 
 さて、例えば「☆×4つ」と評価したいとします。
 
 この主張に説得力を持たせるには「根拠」が必要ですよね。
 
 ここで「本の価値」を評価する場合は、以下の2つのパターンが考えられます。
 
絶対評価・・・「本が究極的に目指す(※)世界観・価値」と比較して評価の根拠を説明します。
 
※究極的に目指すとは…「その本が目指す世界観」と比較することも可能であり「書籍内評価」と呼ぶことができます。しかし「その本が目指した世界が、そもそもつまらない(価値が低い)」場合に高評価になるという矛盾が生じます。
 
相対評価・・・「類書」との比較によって評価の根拠を説明します。
 
 まぁ、いずれの場合も「ターゲット層=読者は誰か?」によっても評価の基準を変えなければなりません。
 
 なにしろ、これは大変です。こちらの知識が不足している場合には、正しい評価ができないわけですから!
 
※この「知識がまったく不足しているのに、偉そうに他人の本を評価して痛々しい本」の代表が『できるビジネスマンのための「本当に使える」勉強法』です。学習の経験も、学習指導の経験もない著者が、本を読んだ知識だけで語っているために(つまり「耳年増」というやつ)、非常にイタイ内容になっています。
 
 
 
 これを「本から学んだ価値」にした場合、評価の根拠を「自分の学びにとってどうか」に置くことができます。
 
 つまり、自分の知識がどうか、などという心配が不要なのです!
 
 ただし、すべてが「自分の主観」になりますので、それに説得力を持たせるには、また工夫が必要です。
 
 自分のことを知らない人に「そりゃ、そういう評価になるよね」と納得してもらうわけなので「自分が何者か」を明らかにすることが求められます。
 
 具体的には次のような要素です。
 
○自分の現場(仕事・職種・担当・得意技・キャリア年数など)
 
○自分の課題、これまでの学びの経験
 
○目指していること(本を読んだ目的)
 
 
 
 例えば、「この本の評価は☆4つです。」とした上で、
 
○私は××の業界で営業を担当して5年になりますが、
 
○職務上、〜〜という課題を抱えていました。
 これまで「・・・」などの営業ハウツー書を読んできましたが、どうしても△△というような問題が解決できずにいました。
 
○この本では、○○の突破口を求めて読んでみました。
 
という具合です。
 
 ここまで書いた上で、この説明に説得力を持たせるべく「証拠」として本文からの引用を提示します。
 
○まさにこの問題についての著者の体験が書かれており、非常に有益でした。
 とりわけ「・・・・」という部分は、まさに私の現場に必要な条件そのものでした。
 
※「本のよさ」を語る場合、本が「よい」ことの根拠「本の内容」にあるのではなく、あくまで「読んだ人の問題意識と、目的への距離」にあるのです。
 
※☆を減らした根拠は、まさに「目的への距離」にあります。例えば「ただ欲しかった○○についての記述が抽象論に終始しており、あと一つ物足りなさが残りました」のように。
 
 
 
 さて、長くなりましたが、このような流れで、自分なりのフォーマットを作っておいて、それに従って書いていけば、3日に1記事を書くのも難しくないのではないでしょうか。
 
 さらに、自分の読書の目的も明確に意識できますし、残った課題の確認までできてしまいます。これは一石二鳥ってところですね♪
 
 ぜひ、
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に参加して100万円を狙ってみてください!
 
P.S.(21:12追記)
うっかりしてましたが、上に書いたのは「本文」です。
最初にヘッダとして、本と著者の簡単な紹介や、本との出会い、本のフレームワーク・概要・ウリなどについてサクッと語るといいですね。(^^*
最後に、自分に次の課題として何が見えてきたか、あるいは、どういう人にどういう読み方をしてもらったらいいかなど「発展・展開」として書くのもお薦めです。
●●

投稿者 てら : 2010年02月09日 19:30 

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