寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

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 ふらっとWebを徘徊していたときに、出会った言葉。
 
 いや、昔、誰かの本を読んだときにも見かけたような記憶が・・・いったい、誰の本だったか?
 
 それは「特定のジャンルの本を20冊も読めば、その道のスペシャリストになれる」なんていう話。
 
 はて?
 
 それは本当か知らん?と、ちょっと考えこんでしまいました。
 
 
 
 そもそも、特定のジャンルって、例えばどういうジャンルを想定しているんでしょうか?
 
 そもそも、その20冊って、どういう本を想定しているんでしょうか?
 
 そもそも、そこでいう「読む」っていう行為は、どういうレベルなんでしょう?
 
 
 
 当たり前ですが、本を読んだだけでスペシャリストになれるなんていう甘い話は世の中には絶対に存在しません。
 
 
 
 しかし、それがもし可能になるとしたら、それはどんな本を、どういう読み方で読んだらいいんだろう?と考えてみます。
 
 
 
 超専門的な本、しかも英米語の書籍の原典とか、古典などを含めたものを20冊用意したら可能でしょうか?
 
 ・・・20冊読むのに、どれだけの時間がかかるんだろう・・・と、ちょっと眩暈がしてきますね。(−−;ξ
 
 
 
 そういう本を「理解」するためには、おそらくその本が書かれる際に参考にされた「参考文献」も読まなければなりません。
 
 1冊につき同様に20冊の参考書籍があったとして(そんなに少ないワケがないですが)400冊・・・。
 
 いったい、何年かかって専門家になるんだ・・・。
 
 
 
 しかも、専門家ってのは、うわべの知識だけを持った人を指すことはありませんよね。
 
 自分で地道に取り組んできた研究であるとか、実践であるとか、そういうものがベースになければ、手に入れた知識が有機的につながることはないはずです。
 
 
 
 速読の世界では、速読教室の出している「宣伝のための本」を大量に読んで、自分は速読できないのに速読のことを語りたがる人が少なからず存在します。
 
 いわゆる耳年増(みみどしま)の人たちです。
 
 ソースがいい加減なので、そもそも知識も適当なのですが、「速読」に間違いなく関わってくる脳科学、認知科学、眼科学、心理学などについて学んでいないため、言うことが非常に偏っていて表面的です。
 
※困ったことに、そういう人の中で本を出してしまっている人が何人もいるんですよ。。。
 
 
 
 話を元に戻します。
 
 20冊以上の本を読んだら専門家になれるというのは本当か?
 
 たぶん「うそ」ですね。
 
#今、ネットで調べたら「20冊で」という人もいれば「50冊」と主張する人もいますし、「200冊」なんていう人もいました。
 
 
 
 専門家になれるかどうかは、何を読んできたかではなく、どういう実績を積み上げてきたかで決まります。もちろん「実績」の中には書籍を通じた研究も含まれるでしょう。
 
 
 
 じゃ、そもそも、なんでそんな主張をする人がいるんだろう?という疑問も出てきますよね。
 
 たぶん、そう主張した方が自分のビジネスにメリットがあるってことでしょうね。
 
 ある程度「専門家」を名乗らなければならないセミナー講師を養成する仕事の人?
 
 速読教室のように「本をたくさん読めると人生が変わりますよ」といいたい人?
 
 それに付随するアフィリエイトで儲けようとしている人?
 
 よく分かりませんが、そういう主張をすることで儲かる人たちが確実にいるのは確かです。
 
 
 
 ・・・いやはや、たぶん、この話、読んでいるあなたには、何の価値もない話でしたね。。。反省。
 
 ただ、ちょっと気になったもので。(^^;
 
 世の中、都市伝説というか、根拠のないことをまことしやかに語りたがる人ってのがいるものだなーと。。。。
 
 お粗末様でした。
●●

本日の充実度本日の本の種類
※『7つの習慣』・・・まだまだ奥が深いです。。。

投稿者 てら : 2009年05月18日 22:20 

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コメント

日経ビジネスアソシエ(6月2日号)の特集「見切る力」に
ビジネス書を“読まない”方法が紹介されていました。
カリスマバイヤー土井英司氏が教える速読術です。
どこを読まないか、どんな本を読むべきでないかが分かります。
これを知っているのと知らないのとでは、一生に読める本の数が全然違うよ。

投稿者 大栗旬 : 2009年05月19日 22:31

ども。情報ありがとうございました。
なるほど「読まない方法」ですか。まさにフォーカスですね。
そういえば、土井さんと、この前そういう話をしてきたばかりです。
ぜひ入手して読んでみますね。(^^)
感謝!
●●

投稿者 てら : 2009年05月20日 10:21


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