寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

現実的思考は、しばしば非現実的なのですよ このエントリーを含むはてなブックマーク 

 民主党が発表した二酸化炭素排出量の削減目標に対して、あちこちから批判が出ていますよね。
 
 そもそも地球が本当に温暖化しているのか、その真犯人は二酸化炭素なのか、1990年比で考えることは妥当なのか…などなど、私のような凡人には分からないことだらけです。
 
 まぁ、そういう難しい議論は専門家に任せるとして、民主党の政策に対して批判している人の言葉で気になったことがあったので、第三者的かつ無責任に採り上げてみようかと。
 
 
 
 何が気になったかと言いますと「その政策は非現実的だ」という言葉。
 
 変革しようとする人の足を引っ張りたい人が使う常套句ですね。この「非現実的」という言葉。
 
 確かに、不況を抜け出そうと必死に努力をしている産業界にとって、その足にかせを掛けるような話はイライラする話でしょう。
 
 でも、温暖化だの二酸化他酸素排出量削減だのって話は1992年の地球サミット以前から叫ばれていた問題のはず。
 
 この間、15年以上、産業界は何をやっていたんだって話ですよね。
 
 省エネ志向をうたいつつも、せっかくの液晶パネルを限りなく大画面にして消費電力は下がらず仕舞いなんてのは好例です。
 
 現実的という言葉は、しばしば現状維持、しかも今、ここにいるプレーヤーにとっての現実を守るというニュアンスで語られます。
 
 これは公務員の職場でも同じことが起こっていました。社保庁の例は特異な例ではなく、代表的な公務員像です。
 
 さらに言えば、「今」の現状に安住しようとしてしまう私たち個人の中にも同じ問題を抱えていそうです。
 
 
 
 変革って労力が必要です。時には退場処分になるプレーヤーだって出てくるかも知れない。
 
 でも、現実を変えていかないと、未来の現実が見えてこない。今と未来のバランスをどうとるのか、どこで踏ん切りを付けるのか、誰が痛みを負うのか、そんなことを織り込んで考えるのが本当の意味での現実的思考です。
 
 今の現実ばかりを見続けて、未来を見失い、いや見失うだけでなく未来を失う可能性すらあるとしたら、それは非現実的な思考ではないですかね?
 
 今のプレーヤーが退場処分にならないかわりに、未来のプレーヤーが活躍の場を失ってしまうとしたら、それって相当「現実を見ていない」気がします。
 
 
 
 だから民主党の政策が現実的で妥当なものなんだっていう話をするつもりはありません。あくまで「考え方」の問題として引っ張ってきただけです。
 
 公務員(教師)時代の苦い経験を思い出しつつ、また「今」を守ろうとするばかりに未来への布石を忘れてしまいそうになる自分を反省しつつ「現実的思考」を取り戻さないと・・・と思った次第です。
 
 あなたは、自分の未来を守るための現実的な取り組み、できていますか?
●●

投稿者 てら : 2009年09月14日 10:02 

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