寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

読書経験値不足を補う… このエントリーを含むはてなブックマーク 

 この週末(金〜日)、フォーカス・リーディング3日間集中講座を大阪で開催しました。
 
 今回も非常に意欲に燃えた皆さんが集まってくださり、非常にやりがいのあるレッスンとなりました。
 
 まだ終わったばかりなので「全員がすばらしい成果でした!」というのは時期尚早かも知れませんが、とりあえず終了段階で「残念ながら…」という人はいらっしゃいませんでした。
 
 本当に「身についた」かどうかは、講座が終わってから2週間〜1ヶ月たったときの状態で判断するべきだろうと思っています。
 
 そして、この講座が本当に「投資に値するものだった」かどうかは、おそらく1年後、3年後にならないと分からないとも思っています。だからこそ、この3日間で「成果のあがる読書」を体で覚えられるようにデザインしていますし、この3日間が「成長志向の読書スタイルへのシフト」のきっかけになるようにプログラムしています。
 
 受講したみなさんには、1年たって振り返ったとき「この1年、本当に充実した学びができた」と実感できて、1年前の自分と違う自分に出会えるような読書を積み上げていっていただきたいな、と思っています。
 
 
 
 さて、「読み方がシフトできた」かどうかの判断基準として「1冊を20分以内で処理できたか」ということと「安心感のある、丁寧な読書で1300文字/分を越えられたか」ということを見ています。
 
 この点では、今回は「100%クリア」です。
 
 が、やはり気を抜くと元に戻りそうな方も少数ですがいらっしゃいます。
 
 その皆さんに共通するのは「読書経験が乏しい」ということ。
 
 「経験値」=「スキーマ」=「言葉のデータベースと活字との距離感をコントロールする感覚」と考えているのですが、これが乏しいと「楽に読む」「しっかり読む」という「情報の入力レベル」の微調整に苦労します。
 
 深みのある言葉のニュアンスを探るとか、難解な言葉を読み解くべく本と格闘するとか、そういうシンドイ経験の積み重ねが、間違いなく、活字との軽やかなつきあいを生んでくれる源泉となります。
 
 学生時代にあまり本を読まず、社会人になってから読み始めた人は、えてして「読みやすいハウツー系」に走ります。
 
 そういう本は「軽く読んで分かる」ように、非常にうまく作られていますので、本当に頭を使わずに読めてしまうんですね。だから経験値に厚みが出ないし、言葉との親和性が深まりにくいものなのです。
 
 これって、ある意味で、電卓に頼っていると計算能力が衰えるのと似ています。進化したビジネス書、ハウツー本に頼りすぎると活字の処理能力が弱くなります。
 
 
 
 ですから、今は読書経験が乏しいという自覚のある方には、岩波新書の赤版を4冊、それぞれ4回ずつ読み重ねて来てくださいとお願いしています。
 
 これだけで完璧ということではありませんが、活字との距離感を体感するには、それなりに十分な経験になると考えています。
 
 そして、速読の技術を手に入れてから3ヶ月は、あまり無理をせずに1冊30分で楽に1冊読み、さらに40分かけて丁寧に読み直す。可能なら、さらに15分かけておさらいをする…という「3度の重ね読み」を励行していただくように勧めています。
 
 
 
 いつも思うことではありますが、速読術、フォーカス・リーディングをマスターして読書を変えよう、学びを加速しようと思った方が、本当に「学びが変わった!」と実感できる講座、1年後に「受講して本当によかった」と振り返っていただける講座にしたいと思っています。(^^)
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本日の充実度本日の本の種類
※「7つの習慣」(重ね読み。何回目?)

投稿者 てら : 2009年04月20日 21:45 

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