寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

1冊5分で読める人、読めない人 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 昨日までの3日間、名古屋で集中講座をおこなってました。
 
 受講者は20名。その中に、受講前から、あるいは受講初日の段階で「1冊5分で読めるだろう」という方が5人いらっしゃいました。(正確には、5〜7分というぐらいですかね。本の厚さの問題もありますし。)
 
 この「1冊5(〜7)分」というのは、それで精読できるとか、通常の読書と同じ質を保てるとか、そういう意味ではありません。
 
 概要にフォーカスし、記憶に残すことを重視した読み方です。
 
 そして「5分で読めるだろう」という根拠は、ずばり読書経験です。
 
 半端でない量の本を読んできた人は1冊5分でも、概要を把握できてしまうものです。
 
 
 
 これが6日間レッスンを受けるか、初級講座修了後に上級3日間講座を受けて、目と集中力を研ぎ澄ませた人なら、かなりの確率で1冊5分の概要理解が可能になります。
 
 しかし、3日間講座では「ちょっと特別な人たち」だけに可能な領域です。
 
 で、その5人がどうなったかといいますと、残念なことに5分の領域に到達できた方は1人だけでした。
 
 しかも、うち2人は10分に到達せず、12〜3分で1冊で終わってしまいました。。。
 
 
 
 この差はどこから生まれたかというと、心技体の「心」なんですね。
 
 「1冊5分で読める」と思ったかどうか。ただ、それだけ。いや「読める」ではなく「読もう」ですね。
 
 10分に到達しなかった2人は、これまで通りの読書から離れきれなかっただけ。
 12〜3分で、かなり質高く読めるんですよ。その質の高さを捨てきれなかった、フォーカスを変えられなかった、というわけ。
 
 残る2人も1冊10分で、かなり質高く読んでいらっしゃいましたし。
 
 まぁ、その4人も十分高いレベルに到達していらっしゃるわけで、別に問題ではないんですが、なんかもったいないな、と。。。
 
 
 
 実は毎回、1冊5分に到達する人がいらっしゃいます。その方々には、ナビゲーターである私が「○○さんは、5分で読んでいいですよ」と、言葉で明確に「できますよ宣言」をしています。
 
 そうすると、意外と簡単にリミッターが外れて「あ、自分は5分で読めるんだ」って思っちゃえるものなんです。
 
 今回は、いろいろ事情があって、そういう煽り方(ある意味で煽っているわけです、はい)をしなかったのですが、そうすると見事に「1冊10分」で収まってしまったというわけです。
 
 ちょっと反省。
 
 
 
 まぁ、読書が「1冊5分」か「10分」かってのは、たいした差ではありません。
 
 しかし、自分のリミッターを外して「想像もしていなかった世界」に到達する体験できるかどうかは、意外といろいろなところに影響するかも知れません。
 
 1冊10分の読書でもそうです。
 
 全く違う世界を体験することで、読書、書籍に対するまったく新しいアプローチの仕方が見えてきます。
 
 あるいは、何か新しい事にチャレンジするときに、このリミッター解除の体験が大きな力をもたらしてくれるかも知れません。
 
 
 
 私たちは意識、無意識、あるいは言葉とイメージで思ったとおりのことができるものです。
 
 「無理」と思った瞬間にリミッターがかかります。そして、できるかも知れないことに挑戦することすら忘れてしまいます。
 
 考えて見ると、私たちは教育を受ける中で、どうも「できるかも知れない可能性」よりも「できそうもない現実」ばかり教えられている気がします。
 
 無茶をしない、心技体の体をしっかり充実させる、そういう基本を大事にすることをおろそかにしてはいけません。
 
 しかし、いつも失敗と事故を恐れて、できる程度の事ばかりに取り組んでいたら、小粒の、「それなりのいい子ちゃん」ばっかり生まれてきそうです。
 
 さて、あなたは、あなた自身や、あなたの部下、子ども、生徒にリミッターをかけるおまじないをかけてしまっていませんか?
 
 リミッターを解除するおまじないをかけていますか?
 
 ちょっと言葉とイメージの点検をしてみてください。
 
P.S.
ちなみに、1冊5分に到達した方はこちら。
濱田昇さんのブログ
●●

投稿者 てら : 2009年08月24日 15:31 

トップへ戻る 【言葉】読書における「読まない」ことの価値 1冊5分で読める人、読めない人 [書感]ストレスを背負わないための極意 カテゴリ:moyamaのトップへ

コメント


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sr20.jp/mt/mt-tb.cgi/310

ビジネス速読実践者ブログTOP » 寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

▲このページのトップへ戻る