寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ
ロジカルに「読む」の次に…
『ロジカル・リーディング』を読んで感銘を受けたところで、次に『ロジカル・ライティング』を読んでみました。
読み手に負荷をかけない書き方をするには、どうしたらいいのか?
その手法を、非常にロジカルに書いた本です。(いやー、当たり前ですか!)
しかし、まぁよく「ロジカルに書く」ということだけで、これだけの本を書き上げましたねっていうぐらい、密度の高い本でした。
この本に従ってトレーニングをすれば、相当な文章力が付くはず。
「トレーニングをすれば」っていう部分が、相当ハードルの高い言葉になっているのは確かなんですが。
※日本でセミナーをやっているかどうか不明ですが、存在するならセミナー(というかレッスン?)を受講するのが一番いいでしょうね。
私は大学受験予備校+高校で、7年間ぐらい小論文の指導をしていました。
その経験でいうと、理論を学び、トレーニングをしていけば、誰でもロジカルな、説得力のある文章は書けるようになります。かなり短期間で。
基本ってのは、本当に単純です。
私が高校生に一番最初にやらせていたのは、次のような問題。
「
平行四辺形ABCDがあります。
対角線ACに、頂点B、Dからおろした垂線の足をP,Qとする。
このとき、△ABPと△CDQが合同であることを400文字以内で証明しなさい。
」
これって、実は中学校3年生で学ぶ証明問題なんですよね。お分かりでしょうけど。
ロジカル・ライティングの基本は、この証明問題の中にあります。いや、すべてがあると言ってもいいぐらい!
これができたら次の問題です。これも高校生にやらせる2番目のトレーニング。
「
デザートの王様は何か?論じなさい。
」
いかがでしょう?
数学の証明問題は「答えは1つ」ですが、通常の論文の結論は「人それぞれ」です。デザートの王様も「りんご」という人もいるし、「パフェ」という人もいる。
まさに人それぞれだし、読んだ人が本当に「うん、そうだよね」と言ってくれるかどうかは別問題。
それでも「確かに、それはそうだよね」と言ってもらえる文章が論理的な文章って言っていいでしょう。
証明・論理の手順は単純です。
1.論点あるいは結論の提示
2.結論を支える証拠の提示
3.証拠がなぜ結論に至るのかという理論付け
3ステップですね。
単純に言ってしまえば、論理的な文章というのはこれが整った文章のこと。これがそろっていれば、ちゃんと説得できるんです。
それを、さらに細かく磨いていきましょうっていうのが冒頭に紹介した『ロジカル・ライティング』という本。
せっかく、久しぶりにロジカルな書き方を確認したんで、今作っている企画書を、もう1度、この観点から点検してみようと思います。
ホームページやセールスのチラシも、まったく同じ手順で行けますので、サイトのトップページも見直してみますかね。(^^;
あなたが発信しているメール、社内文書、ブログの記事は、ちゃんとロジカルな流れがありますか?
ちょっと確認してみてもいいかも知れません。いや、確認して「ありゃりゃ…」という状態なら、ちょいと時間をかけてトレーニングしてみることをお薦めします!
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