寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ
『星の王子さま』で読む
今日は月に1度の読書会。
いつもなら読むだけでエネルギーを消耗する本を課題図書にするわけですが(たとえば「第8の習慣」とか「影響力の武器」とか…)、今回の課題図書は『星の王子さま』。
ある意味で、長く読み継がれてきた名著です。
古典的な本だし、名著でもある。それでいて負担が少ない。
これは非常に価値があります。
読書が「読む」ことよりも「自分が変わること」を目指すものであるなら、読むことに必死になって疲れ果ててしまい、振り返る余裕をなくすよりも、本を何度も読み返し、その中に自分の問題意識を問いかけ、問い詰められる心の余裕が残っている方がいいわけです。
そして、今日の読書会は期待していたとおり、いつも以上に盛り上がりました。
内容が単純でいて、書かれていることがとことん暗示的なので、語る言葉が妙にリアルになります。
心に刺さった言葉を語ることで、自分の日々の問題意識や価値観が如実に出てきてしまうわけですね。
王子さまとバラの関係に、自分と上司の関係を見る人がいます。
点灯夫の仕事に、現代社会のあるべき仕事を哲学する人がいます。
星を管理しようとする科学者の姿に、ものごとの価値の問いかけ方を見いだす人がいます。
ただ読み流すのではなく、「人と想いをシェアする」という「読んだ後」があるため、いつも以上にベクトルが自分の内側に入ってきます。
ここがまさに読書会のよさ。
そして、今回は課題図書が軽く読める本だっただけに、ベクトルがいっそう自分の内側を掘り起こす方向に向かいました。
ヘビー級の本ととことん戦う価値もあります。しかし、こういう「読んだ後」にとことんフォーカスを当てる読書もあるわけですね。
こういう読書会ってのも体験として非常に価値があるな、というのが実感でした。
来月は、堺屋太一氏の『知価革命』という本を課題図書にします。
そう、ヘビーではありませんが、なかなか歯ごたえがある本です。
参加者それぞれが、本の向こう側に何を読んでくるのか。楽しみです!
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※読書会『星の王子さま』

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