寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

相手の悩みの核心に迫るインタビュー力 このエントリーを含むはてなブックマーク 

 どうもご無沙汰してます。
 
 やっと次回作の原稿が上がったので、また、ブログもぼちぼち書いていこうと思います。
 
 あ、「原稿が上がった」というのは「上がった」という事実が発生しただけであって、「出版が確定した」とか「出版日が決まった」ということではありません。
 
 フォーカス・リーディングの時は、1回目の原稿が上がってから、3回も原稿を丸ごと書き直しましたからね。そして、今回の原稿も、すでに半分ぐらい捨てることになりそうな予感です。
 
 
 
 ま、それはいいとして近況のご報告などを兼ねて、ちょいと情報をシェアさせていただこうかと。
 
 
 
 ここ2週間ほど、本当に他人の本など読む暇がなくって、とことん本と遠ざかっていました。
 
※といっても、資料として読んだ本は10冊ぐらいになるわけなんですが。それって、「資料」扱いですので「読書」とは呼ばないことにします。
 
 で、執筆後、第1回目の読書は濱田昇さんの『「質問力」で稼ぎなさい!』という本。
 
 実は、私の2009年の「手に入れたい力」の1つに「質問力」が入っていたんです。
 
証拠の記事(産経新聞Web Iza!)
 
 いろいろな書籍を当たっていたんですが、どれも著者の質問力のスゴサは理解できても、どうしたら自分に質問力が付くのかサッパリ分からないんですよ。(齋藤孝氏、野口吉昭氏の本など!)
 
 「こりゃ、コーチングかNLPでも学ばないとダメかも」などと思っていたところに、濱田氏から「本、出ます」と案内が来たもんですから、速攻で飛びついた次第です。
 
 
 
 もう1つ、濱田氏にはサイトリニューアルのことで相談に乗ってもらっていたんですが、その時に、私の中の問題点をスルスルと引き出してくれる、スムーズな質問にびっくりしていたんです。
 
 その濱田氏が「質問力」の本を出すんだったら、そりゃ、読んでみるべ、と。
 
 ただ、タイトルが「稼げ!」ですからね。(^^; ちょっと筋違いか?という悪い予感はありました。
 
 しかし、これがビックリ。いやー、驚きました。
 
 
 
 実に分かりやすく、相手の核心に迫る質問の仕方が書かれているんです!
 
 
 
 読んでガッテンしたんですが、「稼ぐ」というのは「お客さまからお金をいただく」ことなんですが、それはつまり「お客さまの抱えている問題を引き出し、解決して上げたお礼をいただく」ということなんですよね。
 
 だから、「稼げる」ということは「お客さまの抱えている問題を引き出せる」ということなんです。
 
 そして、この本は、まさにその一点に絞って、徹底的に具体的に、かみ砕いて書かれています。
 
 これがスゴイ。フォーカスがぶれていないので、すっきり明快。
 
 そして、そのフォーカスされて、シンプルに語られている文脈から、濱田氏の持つスキルの奥行きがズンッと伝わってくる感じです。
 
 正直、これまでの濱田氏の本は、自分で書きたかった本というより「こんなテーマについて書けるので書いてみました」的なニオイが強かったのですが、今回は得意技で、正面から攻めてみましたっていう勢いが感じられます。
 
 とはいえ、出版社がアスコムですし、装丁がハデハデですので、読者を限定してしまいそうですが。。。(苦笑)
 
 
 
 この本だけで質問力が完全に磨かれることはないかも知れません。(そりゃ、そうだ。)
 
 ですが、これまでの質問力の本で「ふーん、すごいね」以上の成果・果実を感じられなかった人は、この1冊で「どこから始めて、具体的に何をすればいいのか」、「どういう手順で質問をすれば、相手の核心に迫れるのか」が理解できるはずです。
 
 つまり、質問力を磨く実践マニュアル・初級編といったところ。
 
 盛り込まれている具体例が、本当に具体的で、質問の流れの作り方、奧の探り方などがリアルにイメージできます。あとは、これをフォーマット化し、頭の中でシミュレーションして、自分の現場で使ってみながら磨き上げていけばいいかな、と。
 
 本の作り方も、できのいいドキュメンタリー番組のようなテイストで、納得感が高くなるように演出がほどこされています。このあたり、濱田氏のセンスを感じますね。
 
 
 
 ただ1つ惜しかったのが、第3章の「見せ方」を間違えているところ。
 
 質問力のベースとなるビジネス脳、質問のセンスを高めるための、日常の「たしなみ的トレーニング」が紹介されているところです。
 
 書かれていることは、非常にオモシロイし、参考になります。これを手帳か、携帯のTo Doリストに書いておいて、毎日実践してみようと思っているぐらいです。
 
 ここで、最初の「以下の3種類です」と、ざっくり紹介しておいて、その後で1つ1つ丁寧に紹介するというスタイルがとられています。これは読み手の脳に負担をかけない、非常に上手な見せ方です。文章がツリー構造になっていて「Whole to Detail(全体から細部へ)」という流れを作っているんですね。
 
 が、そこで提示した「3つ」と、後で詳細に説明する時に使われている見出し(これを「ラベル」と言います)が、全然違うんです。丁寧に読めば「あ、同じ事を違う表現にしているんだ」と気づきますが・・・。
 
 そこだけ読者に混乱を与えてしまうか、もしくは注意深くない読者なら気づかずに「なんとなく分かったつもり」で理解をおろそかにしてしまう危険性があるかな、と。
 
 これは、ずばり編集者の責任です。はい。 >アスコムのK様
 
 ここだけが唯一、惜しいところ。
 
 
 
 ということで、難癖を付けておいて何ですが、第3章も含めて学びの多い内容です。
 
 私はすごい著者さんたちにインタビューをして、その人のすごさの秘密を引き出せるような質問力を身につけたいと思っています。
 
 あこがれの人、尊敬する人と話をするチャンスがあった時に、その人の秘密を自然な会話で引き出せるとしたらスゴイと思いませんか?
 
 そういう力を付けるマニュアルとして、もう少し読み込んだ上でTo Doに落とし込もうと思います。
 
 2009年の残りが1ヶ月半ぐらいになったところで、残す最大の課題に迫る本に出会えるとは思っていなかっただけに、かなりラッキー♪な気分です。
 
 濱田さんに感謝♪
 
P.S.
すでに発売キャンペーンも終わってしまったと思っていたら、まだプレゼントがもらえるっぽいです。(私の対談CDもあるようです。)
興味のある方は、こちらを覗いてみてください。(基本的に、やらせっぽい感じがするんでキャンペーンは紹介しないんですが、単純にいい本だし、プレゼントがやたらとゴージャスなんでご紹介します。)
http://www.right-way.org/tsutaya/
●●

濱田昇
アスコム
2009-10-28
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投稿者 てら : 2009年11月06日 17:40 

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