寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

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 今月のPRESIDENTが「年収1800万の勉強法」という特集をしています。
 
 ちょいと前まで「年収1000万」でインパクトを与えようとしていたものが、いつの間にかインフレを起こして1800万とか2000万とかになってしまってます。
 
  
 
 記事の中に『「年収1800万 vs 600万」1千人大分析』というものがあるのですが、これが「年収1000万 vs 600万」だと、ニュアンスがどう変わるか分かりますか?
 
 これは単なる数字の違いではありません。
 
 年収1000万円なら、相当がんばらなければならないのは確かですが、サラリーマンでも到達可能です。
 
 しかし、年収1800万円は、普通のサラリーマンをやっている限り到達不可能なんですね。
 
 
 つまり、「今のサラリーマンのあなたがどんなにがんばっても到達不可能な人たち」が、比較対象になっているんです。
 
 
 
 読んでいる人が、それを理解していればいいのですが・・・。
 
 
 
 たとえば「(1800万)稼ぐ人の63%は若い頃からアウトプットを重視」とあります。
 
 まぁ、独立して社長をしたり、イケイケの会社で役員をするレベルの人たちは、「アウトプット」、つまり人に与える作業、人に提供する側の作業が重要な意味を持ってくる可能性があります。
 
 もちろん、読書の果実を実践で活かすぐらいのことは、年収のいかんに関わらずやるべきですが、それはここでは、わざわざアウトプットなどと呼ばないでしょう。
 
 そのほかの項目も、「サラリーマンたる自分が参考にすべきか?」という視点を持って読むと、かなり読み方が変わるはずです。
 
 
 
 情報が曖昧な形で提供されるとき、私たちは、それをリアルに考えることが必要になります。
 
 「曖昧さを排除し、常にリアルに考える」というのは、理系的思考をしていく際の大前提になります。
 
 たとえば「A×B=0ならばAまたはBが0である」という命題が真であるか偽であるかは、A、Bがいったいなんのかを定義しないと判断できません。実数?虚数もあり?ベクトル?行列?など、正体不明なA、Bでは考えようがないわけです。
 
 政治家が使う「国民のための政策」という言葉も同じです。「国民って誰?」という定義を明確にしないと、その政策が本当に賛成すべきものかどうか判断できません。大企業も、大金持ちも、普通の人も、男性も、女性も、農家の人も、零細工場の社長も、みんな国民ですが、それらを一言でくくれるはずがありません。
 
 
 「年収1800万稼ぐ人って、どんな人?」、「それって、自分が目指すステージの延長にあるの?」・・・そういう問いを忘れないようにしないと、「そうか、年収アップには、こんなことが必要なのか!」なんて煽られることになりかねません。
 
 抽象的な言葉が出てきたら、それをできる限り具体的な言葉、可能なら固有名でイメージし直してみる。
 
 その上で、自分がその情報とどういうスタンスで関わるべきか、どう参考にすべきかを考えるわけです。
 
 日頃から意識してみると、情報の理解の仕方が変わると思います!
 
☆今回の記事のきっかけになった情報:PRESIDENT 2009.04.13号
☆この雑誌の扱い:とりあえず雑誌丸ごと保管。定期的な見直しコーナーへ
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本日の充実度本日の本の種類
※ビジネス誌(プレジデント)

投稿者 てら : 2009年04月06日 22:26 

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