寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

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 先日、ある若い社長さんから「何かお薦めの本ってありますか?」という質問をいただきました。
 
 なんともフォーカスの定まらない質問。。。(−−;
 
 どういう目的で読む本なのか(Purpose)、どういう読書経歴、人生遍歴があるのか(Occasion)、まったく分からないのに「お薦めの本」も何もあったもんじゃありません。
 
 フォーカスを定めないと「気がついたらお薦め書籍の積ん読」ってな事態になりかねません。ご注意ご注意。
 
 
 
 とはいえ、突き放すのも何ですから、こんな感じでアドバイスしてみました。よかったら参考にしてみてください。
 
 
 
 まず、自分の仕事に直結しそうなビジネス新刊書(発刊5年以内)は読まないこと。
 
 具体的かつストレートなノウハウは、自分の現場への落とし込みが非常に難しいからです。
 
 人の成功事例から学ぶのは至難の業。大学合格体験記の「私の勉強法」が役に立たないのと同じ理屈です。「すぐに思いつくこと」と「人に語れる程度のこと」ってのは、たいていの場合、真実ではありません。
 
 
 
 そして、読むなら「的外れ」なジャンルや、一世代以上(30年以上)前の本、いわゆる古典がお薦めです。自力でエッセンスを抽出し、自力で応用せざるを得ないような本ってことです。
 
 まぁ、問題意識が明確で、アンテナが強烈に立っている状態であれば、いい情報は自然と入ってくるもの。無理して「手に入れるぞ」って力まない方がいいですね。
 
 
 
 これにもう1つ追加。
 読書を目的化せず、トータルな「学び」の一部とするなら、行動と反省とセットにしてしまいましょう。
 
 学問的知識は、これらとセットになって初めて「生きた知恵」に変わります。(アリストテレスのパクリです。)
 
 学びのための読書って「本を読む作業」ではなく「本から、自分の生きた知恵、血肉にする作業」ですよね?
 
 もし「新年度だし、たくさん本を読むぞー!」と意気込んでいらっしゃるなら、ぜひ目指す読書像をもう1度点検してみてくださいね。
●●

投稿者 てら : 2010年04月08日 12:25 

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