寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ
時間をマネジメントする極意?
月曜日、5月のレッスン受講者の皆さんの集中フォローが終わりました。
全員が同じ距離感、同じ密度で2週間を走り抜けたということではありませんが、それぞれに成果と課題を明確にして終えられたのではないかと思います。
速読術をマスターしたからといって、ボキャブラリーが増えたり、賢くなったりするわけではありません。
それは、夢を売ってボロ儲けしたいと企む業者さんが作った幻想に過ぎません。
ということは、これまで読めなかった本が読めるようになるわけではありません。今の自分を越えて行くには、地道にホネのある本を苦しみながら読んでいくしかありません。
とはいえ「これまで読めなかった難しい本」はダメでも「これまで心理的に手が出なかった分厚い本」は読めるようになりますね。
実は、これこそが速読をマスターする大きなメリットだと言えるのかも知れません。
本をはじめとする活字メディアというのは、情報が空間の中に広がっています。ある意味で4次元の世界のようなワープが可能なメディアです。
録音・録画された音声メディアは、時間の流れの中でしか情報を展開できません。ある程度の早送りやワープも可能ですが、それもメディアに依存します。
iPodなどのシリコンプレーヤーは、その「時間軸に縛られる」という制約を大きく打ち破ってくれたワケですが、それでも活字メディアほどではありません。
速読というのは、この活字メディアが本来的に持つ「時間に支配されない」という特性を最大限に引き出してくれます。
今回の受講者の中で、こういう感想を寄せてくださった方がおられます。
「この2週間で…(中略)…TPOに応じた読み方をすることでいくらでも時間の調節ができるとわかり、今では未読書籍があることが嬉しくて楽しくて」
今までは読みたいと思って買った本が積み上げられていくのがストレスだったらしいのです。
時間軸から自由であるはずの活字メディアが「読む時間がないから手が出ない」という矛盾。
メディアを扱う技術を身につけることで、やっと本来の時間軸から解放されたというわけです。
よく「時間をマネジメントせよ」なんて言いますが、これって言葉のアヤですよね。
時間は誰に対しても、どういう状況であれ、淡々と流れていきます。
時間をマネジメントするってことは、そのまま「自分自身をコントロールする」ということであり、時間の流れの中で、自分が向かい合っているモノとの関わり方をコントロールするってことなんですよね。
速読術っていうのは、本や情報との関わり方をコントロールする技術です。TPOを明確にすることで、質とスピードのバランスをコントロールする。そういう読み方です。
ということは、その発想を様々なシーンに適合可能なように普遍化してやれば、「時間をマネジメントする」ことは可能なのかも知れません。
TPOを明確にして、時間の流れの中での振る舞いをコントロールする。
なんか単純な話ですね。はい。
でも、そういう意識で、ある意味「割り切った考え方」を持てれば、私たちはかなりの程度に「時間がない!」というストレスから解放されそうな予感がします。
さて、「時間がない!」とストレスを抱えているあなた。
そのストレスは、何に対してこだわっていることで生じているのでしょう?
すべての作業、シーンを「TPOに応じて、クールに対処する」ようにしてみてはいかがでしょう・・・。
●●




※『任天堂“驚き”を生む方程式』…良書でした!プロフェッショナルとして生き残るために、自分が何をして、何をなさざるべきか考えさせられました。

コメント
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sr20.jp/mt/mt-tb.cgi/264











