寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ

そろそろ分厚い本に挑戦してみるか… このエントリーを含むはてなブックマーク 

 読みやすい新刊書ばかりを読んでいる人も、多くは分厚いハードカバーの本や、スゴイ人たちがお薦め書として提案してくれる名著に、まったく興味がないわけではないと思います。
 
 ただ、残念なことに「買う」という行動までいく人は多くても、「読む」という行為にたどり着く人は少なく、さらに「読んだ」に行き着く人はごくわずかというのが実態のようです。
 
 
 
 別に分厚い本を読むことがスゴイってことではありません。
 
 分厚い本だから良書というワケではありません。
 
 ですが、分厚い本が「分厚い」というだけで敬遠をしているとしたら、それはもったいないことです。
 
 そして、分厚い本、古典的名著を読むことに苦痛を感じるとしたら、それはカナリヤバイ状態だと思って間違いありません。
 
 どれくらいヤバイか?
 
 ちょっとした計算でも、電卓をたたかないと答えを出せないというぐらいヤバイ!
 
 つまり、頭が「複雑な思考力」や「文脈を読み解き、整理する理解力」、「場面、奥行き、展開を想像するイメージ力」が衰えている可能性があるっていうことなんです。
 
 
 
 これは、ヤバイ。
 
 人の表面的な言葉や、誰もが知っている言葉にしか反応できない体質になっていきつつある可能性がありますよ。
 
 
 
 ぜひとも分厚い本、古典的名著も、今時の新刊書と同じくらい気軽に手にとれるようになりたいところです。
 
 でも、どうしたらいいんだろう?
 
 そもそも、分厚い本は、なぜ読む「敷居が高い」んでしょう?
 
 
 
 単純に考えれば
 
【乗り越えて得られる果実】>【乗り越えるために必要な努力】
 
であれば、本って多少難しくても読めてしまうはずなんですよ。
 
 新刊書がサクサクいけるのは「読むのに苦労がない」からです。
 
 妙にイメージしなくても伝わるような具体的な書き方をしてあるし、表現も平易ですし、文字も少ない場合が多いもの。
 
 でも、その分、読んで得られる果実も少ないはずなんですね。(それが悪いってことではなく、そもそも果実をたくさん得ようと思って読むモノではないってことです。)
 
 そして、頭は鍛えられない・・・。
 
 
 
 ですから、分厚い本を読もうと思えば、この式に当てはまるようにしてしまえばいいわけです。
 
 そもそも、分厚い本が読みにくい原因は、次の2つに集約されると思います。
 
【原因その1】文字数が多い。
 
 私たちは文字がぎゅーぎゅー詰まった本を見ると、視野が突然狭くなります。「理解しよう」という反応が起こるためです。
 
 その結果、理解の流れが悪くなるんですね。
 
 例えば、同じ内容でも、1行を42文字にするか39文字にするか、たった3文字の違いで読みにくさが変わるモノなんです。
 
 分厚い本は、えてして文字が多いものです。これは1つの大きな原因だと思います。
 
【原因その2】内容が小難しい。
 
 わざと小難しく書いてあるものもありますが、そういうものを除いても、ちょっと小難しいと感じますよね。
 
 それは、ある意味で、その本が「次元の高い世界を目指すから」だとも言えます。
 
 自分の体験を越えるレベルの話があるため、かなり想像力を働かせなければならないし、想像力を支えるスキーマ(前提となる知的データベース)が不足しがちです。
 
 
 
 この敷居が高く感じられる原因を排除しつつ、「分厚い本を読むことで得られる果実」を大きくすればいいわけです。
 
 まず、「文字が多い」という話。
 
 文字を少なくすることはできませんが、文字が多いことから来るストレスを減らすことは可能です。
 
 やり方は2つ。
 
 まず1つ。ページ見わたしトレーニングの要領で1ページ2〜3秒程度でスキャンしていく方法です。
 
 400ページぐらいあると、3秒でも20分ちかくかかりますので、まぁ、章単位でやるのがいいでしょうね。
 
 それで潜在意識に入るとか、右脳で処理できるとか、そんなユメのような話はありえません。(笑)
 
 入力レベルを【感じるレベル】か、それよりやや深いところにキープできれば、確かに潜在意識に入っているらしき感覚は得られるでしょうけど。
 
 ま、あまり欲張らずに無心にスキャンする。これを、できれば2〜3回繰り返す。
 
 そして2つめ。1をやったあとにやるとベターです。
 
 本を傾けて(本の上の部分を下げるようにして)「見かけの行の長さを短くする」という技。
 
 これはフォーカス・リーディングのセミナーでは多くの人がやってますが、効果テキメンです。
 
 
 
 原因2の「内容が小難しい」については、だからこそ読む価値があるって話です。
 
 クロスワード式読書とでもいうべき方法も、ないわけではありません。
 
 簡単にいえば「クロスワードパズルで、答えの分からないところを知るために、周囲の、分かる問題の答えを先に埋めていく」というもの。
 
 読書で言えば、小難しい本を攻略するために、入門書や解説書から読むってことです。
 
 ま、それもありですよね。投資対効果が非常によくなります。
 
 
 
 が、もし粘り強く考える力であるとか、イメージ力を鍛えるのであれば「大いに筋違い」ってことになります。
 
 苦しいからこそ価値があるってことを忘れてはいけませんね。
 
 難しくて、しかも価値の高いことこそ、学びとして効果が高いんです。
 
 
 
 そして、考えてみてください!
 
 分厚い本は、みんなが苦労しているんです。
 
 それを読み抜けたら、どれだけ自分の価値が高まるか、を!
 
 その過程で思考力が鍛えられたら、どれだけ主体的に世の中を斬ることができるようになるかを!
 
 今まで見えてこなかった真実が、どんどん見えてくる快感を想像してみてください!
 
 
 
 やっぱ、分厚い本、読んでみようかな?って思いました?(^^)
 
 ぜひ、少しずつ読み進めるつもりで挑戦してみてください!
●●

本日の充実度本日の本の種類
※野口吉昭著『考え・書き・離す「3つ」の魔法』…野口さんが初めて具体的メソッドを語った本!再読の価値あり!!

投稿者 てら : 2009年05月08日 22:35 

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