寺田's 学びを成長につなぐフォーカス発想のススメ
「書く力」について書く理由
今週末までに本の原稿を上げる予定で、必死になって書いています。おかげで、とてもブログを書く心の余裕がありません。orz
さて、その新著なんですが、前々から書いている通り「書く技術」に関する本です。
「なんで速読屋さんが書く技術なの?」── そんな質問をいただいたので、ちょいと思うところを書いてみようかと思って、現実逃避をかねてブログを書きに来ました。(笑)
「書く技術」のことを本として出版するというのは、実は全然考えていなかったんですね。正直なところ。
でも、社会人教育の一環として、いつか正式な「書き方講座」を作りたいとは思っていました。
その理由は2つ。
まず、私が考える「社会人に求められる基礎スキル」は、まさに「読み・書き・そろばん(IT)」なんですね。
時々「英語・会計・・・が現代社会人の読み・書き・そろばんだ」とかおっしゃる方を見かけますが、私にはなぜ「英語」と「会計」が必要なのか理解不能です。
確かにオプション的なアイテムとして「英語」「会計」を使いこなせることで、自分を高く売ることは可能かも知れません。
でも、それってすんごくハイレベルなオプションのように思えるんです。
相手の主張を正しく理解する力があり、それについて理論的に考える力があり、自分の考えを正しく伝える力があって初めて「英語」が生きてきます。
「会計」も似たようなところがあると思うんですよ。正しい組織の在り方とか、会社の目指す方向性への正しい理解があって、その上で数字を見る力があるといいな、というレベル。
その前に、何よりも「理解し、考え、発信する力」が必要だろ?と。
そういえば、それを強化するアイテムとして「フレームワークを身につけよう」なんて、偉そうなことを主張している人もいましたが、フレームワークなんてのも高度なオプションだと思うんですね。
オプションってのは「なくても問題ない」っていう意味。
自分の現場に必要な思考回路としてのフレームワークであれば、使っているうちに身につきます。
そうでないものは不要です。
正しい、ロジカルな思考回路があれば、ちゃんと正しい答えに行き着くものです。フレームワークがあったところで、それが多少楽になったり、速くなったりするぐらいです。フレームワークがなくても、粘り強く考え抜く力の方があれば、必ず正しい結論に行き着くことができます。
そんなわけで「読み」と「書き」なんですね。
『フォーカス・リーディング』で古典的な読書論を書いたのも、「読む」ことを大事にして欲しいからです。
速読なんてものはオプションに過ぎないっていう発想が根本にあるんです。
「書く」ことについては、当然ですが「考えて書く」という一連の作業としてとらえています。
だから「入力」「処理」「出力」というトータルな内容を目指して書いています。
人の話をどうメモするのか?
自分の考えをどう磨くのか?
それをどう表現するのか?
・・・そんな感じです。
結構、骨が折れます。はい。(^^;
1つ目がえらく長くなりましたが2つ目。
読書の際に「フォーカスを明確にして読め」と主張しているワケですが、これが皆さん意外と難しく感じるようです。
それって出力意識に欠けているからだと思うんですね。
前に「Treasures out, treasures in.」(よい出力意識が、質の高い入力を生む)と書きましたが、まさにそこ。
なんとなく「あー、読んだー」という刹那の満足感を追い求めず、その本を読んで、実際にどう生かしたいのか、そこまで考えて欲しいんです。
その時に「出力意識」があるかどうかで、読み取れるものがまったく違うはずです。
その出力意識を磨く1つの方法として「書く」ことを鍛えてみようってわけです。
誰かさんの本みたいな「ブログを書けば、あなたも目立てますよ!」てな妄想論ではなく、仕事力を高めるためにはこういう書き方をしなければいけませんよ、地に足の付いた成長のためには、こういう書き方が必要ですよ。そういう「成長途上にある人」「成長したいと望んでいる人」のための手引き書、基本トレーニング書になればと思っています。
ということで、今からまた執筆に戻ります!
●●

コメント
執筆お疲れさまです!!!
脳みそが重たく感じませんか(笑)
助っ人で書いた本がようやく出ました。
『だから人は本を読む』(福原義春著/東洋経済新報社)
フォーカスリーディングで教えていただいたことが
同時進行でパワーを発揮してくれました。
本当にありがとうございます!
自分の生涯でこんなに集中して
本を読んだことはありませんでした〜〜〜〜。

投稿者 田中ミエ : 2009年10月23日 08:24
どもー。
助っ人ですか。しかも、いろいろ他人の本とか読んで、資料集めと分析とかが忙しかったのではないでしょうか?
何にせよ、お疲れ様です。どんな本か興味がありますので、今、アマゾンで注文してきました。(えらく待たされるようですが。)
速読技術もお役に立っているようなら幸いです。(^^)
また、ぜひフォローアップにもいらしてくださいね。
ではでは。
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投稿者 てら : 2009年10月23日 08:48
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